京都弁というのは、非常にレベルの高い日本語であります。例えば
3重否定があります、(タイトル)限りなく肯定に近い否定です。
これらの用法は高校時代のラグビー部(京都大谷)で軍隊式練習がまだ幅を
利かせていた時に先輩に意見を述べるときに時々用いました。
京都の人は、はっきり意見るのは野暮ととらえるようであります。
さて前での「Google ストリートビューは便利? 怖い?」
の記事を眺めておりましたら
大西宏さん(マーケティング・コンサルタント)
怖いですね。ストリートビューそのものでなく、長い歴史のなかで
開放的だった日本で、これだけプライバシーが問題だと騒がれる
社会のほうが怖いですね。 そうはならないとは思いますが……
ワタクシ、昔アメリカの大学でESLでエッセイを書くクラスを受けまして
いつも教授にお前の云っている事がわからん、ペーパー丸ごとペケを
喰らったのも多々ありました。それもそのはず日本語でも京都思考で
文章を書いていたのです、これに気づいて以来、いかに簡潔に文章を
書くか、子供でもきっちり自分の意見がわかるように書くか工夫したので
ありました。
このリンクの方は最初に「怖い」と、そしてどこをどうもって開放的と
理由を述べておらず、最後に「最高のサービスなんですが」
いったい何を述べてらっしゃるのでしょうか。
Googleストリートビューについて聞かれていて、2行目にて
社会の方が怖い主題が変わっております、文章も二重否定を多様して
おり、意見が肯定なのか否定なのかもわかりにくいです、何より
主題から離れてすぎているのは、いかんともし難いですな。
意見を述べるのと知識を見せびらかすのは似て似ないのであります。
この文章は当時のワタクシのESLのペーパーのような文章であります。
京都の方ですかね。