まだインターネット草創期の頃です、大学でInternetのクラスを取った時に
教授が「ネットによって、コピーライトは崩壊する」と宣言し、その上
人々は好む好まざる、これを受け入れなければばらないと云っておりました。
プライバシーの侵害と日本では絶えず報道されておりますが
我が国日本に最初に「自由」と「権利」が最も大切と理解したのが
幕末の福沢諭吉でございました。臨海丸に乗って米国に行き
当時最新鋭の蒸気機械の説明そっちのけで「自由」と「権利」
について教えてくれと、エンジニアに聞いて煙たい顔をされたのは
有名な話です。この飲み助のおっちゃん諭吉は、なるほどと
説明出来ないくらい、米国に浸透しているのだ理解したらしいです
さすが切れ者ですな。
日本でプライバシーの侵害とインテリ振っている人間がおりますが
ストリートビューに貴様の顔や車のナンバーが写ってどれほど影響が
あるのかと云っておきましょう、否、ございません。根本の問題が
わかっていないのです、仮にプライバシーの侵害をされれば司法や警察に
訴たえればいいのです、国民は自由と権利が保護されているのです。
以前、慶応大学出身の知り合いがワタクシに福澤諭吉のみを
「福澤先生」と呼んで他は教員も学生も公式には「君」
というんだよと、自慢げに云っておりました。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」という平等を
うたった諭吉の思想と矛盾しているのに気づいてないようでした。
物事の本質というのは、よくよく考えないといけないですな。
まあいつの世も創始者というのは特別なんでしょうかね。