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武術コミュニケーション発売初日

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本日5/21/2021からamazon、各書店にて発売開始になりました。

技術的な内容も考えたのですが、武術の技術論は不毛な議論になるので、おおよそ全ての人に対応する技術だけを載せましたが、これでもまだまだ反論意見が多くあると思います。なぜ武術は不毛な論議になるかというと、本編でも述べましたのが、武術の練習方法などは個人の特性にあったものが各人違ってくるので、一概に、「こうだ」と断定するのが難しいのですが、文章の特性上、ある程度、断定して話を進めないと読者が混乱、理解できないのです。これが実用書の限界点なんです。だからお釈迦さんが偉大だというのは読み書きの限界を2500年前に理解していて、これを不立文字ということなんですね。まあでも、誰でも武術によって心身が強くなれば、自ずと自分の意見が正しいと思うものです。例えば若いボクシングチャンピオンが生意気なのは、それは当たり前で、自分の信じた辛い練習を貫いたから世界一になったと成功体験の礎に意見を述べるから、意見がブレずに真っ直ぐ述べるので、生意気に見えて、寛容性を見出されないからでしょう。お釈迦さんは、だから強なってどうするんねんっと言ったのです。本書はその強くなってどうするねんというところに主題を当てています。もし技術を学びたいのでしたら、直接指導しかないかな。

オンライン教室始動

コロナ禍の中で不幸中の幸いといいますか、オンライン教室の依頼がきました。
ニューヨークを去るときは朧げにオンライン教室で皆と練習しましょうと言っておりましたが、実現にはほど遠い感じでした。ですが12年の時を経てオンラインでニューヨーク時の生徒を指導、また大学院で教えている学生らにも帰国後にまた武術を続けるという希望をかなえることができるので、本当に感謝しております。二ヶ月のテスト期間を経ましたが、まだまだ諸問題があります。理想はWi-Fiのあるスタジオでするのが良いと思います。こうなります一国一城の主人である、道場を持ちたいと思いますね。あとは生徒の反応が対面で教えているときよりわかりにくいのが問題です。どのようにすれば質の良いオンライン教室、または生徒と寄り添ってできるか、毎回ベストを尽くしていかなければなりません

アンケートと統計

障害者の方々のアンケート

ただただ武術を教えているだけでは、指導内容が向上しませんので、障害のある方にアンケートをしてもらい、参加されている皆様がどのように思っているか率直な思いを取らせてもらいました。コメントはプライベートな事柄などありますので、割合させてもらってます

結果はもう少し厳しい意見があるかと思いましたが、概ね良好に思っておられるみたいですが、絶対数が少ないので、まだまだ統計としては確固たるものではありませんが、このようなデータがでました。

職員の方

職員の方にもアンケートを受けていただきました。障害者の方達との相違点は職員の方は練習内容に筋トレと書かれた方がいなかったのに対して、障害者の方は筋トレ重視の方がおられたことです。このあたりの差は何なのか次回ミーティングで話していけたらと思います。

最後にアンケートを真摯に答えていただき、たくさんのコメントや病名など教えていただきありがとうございました。

第五回 「二種類の歩禅と治療」

歩禅(歩く禅)には陰陽の二通りありますので、どちらも行います。最初は文息式にしてそれから武息式で身体を慣らします、武術兄弟で武壇八極拳のペドロがニューヨークにいた時に歩禅で膝の治療を行ってました、当時は半信半疑でしたが、実際にやってみると効果のほどがわかりますね。歩禅の内功のあと易筋経と八段錦で身体をほぐします、まだ手が肩より上がりませんのでボチボチ行います。ヨガマットを敷いて柔功をして少し剛功をして帰ります、朝など静かでとても良い場所です

第四回 「気を練る」

膝の怪我がようやく和らいできましたので、坐禅(静坐)が出来るようになりました。と言いましてもいきなり坐ると節々が強張り痺れますので、前回述べたように武息式で呼吸をして歩き、そのあと歩禅をして全身の循環を整えてから、八段錦と易筋経(動功的気功)で筋を伸ばします。時々太極拳や気功とラジオ体操は何が違うのかと聞かれるのですが、ラジオ体操は通常呼吸をあまり意識しませんが、太極拳や動功的気功は呼吸ばっかり意識します。また坐禅を組む時は下半身の主要関節を広げて血流や気の通りをよくしておかなければ、坐ったは良いが、痺れとの戦いになってしまいますので、せっかくの瞑想も意味がありません。坐禅の呼吸は文息式にして丹田の気を整えます。ようやく坐禅と柔功が出来るようになって何よりです、まだ鎖骨が疼きますが、調子が上がって来ました。

第三回 「病み上がりや大きな怪我のあとの練功」

ボルトで留まってやがりますね
やっと直ってきましたな

自然門では病み上がりや大きな怪我をしたあとの武術練功の用法は伝わっております、最初に鍛え始める箇所は内臓です。その練功は呼吸法です、散歩からですね。これを武息式の呼吸法で歩きます、歩く姿勢は、おおよそ決まっています。目線、口腔、背筋、歩幅など武術と同じ姿勢です。幸い肩の怪我でしたので、歩禅を採用して身体を慣らしていきます。小高い岡の上に公園があるのでおよそ15分歩き、武息式の呼吸で気を丹田に溜めるようにして目的地まで向かいます、そのあと歩禅10分x2で気を解放します、歩禅を本当にゆっくり行い動的気功から静的気功(瞑想)に導きます、まずは呼吸を意識して意識を放していきます、ふくらはぎの乳酸が溜まるのがおよそ10分ですか、病み上がりならこれくらいでしょう。2セット終わればまた武息式の呼吸で15分歩いて戻ります、この時も気を丹田に溜めるようにします。効果は身体の循環が向上して、前頭葉がスッキリして思考力が増します。また右鎖骨のプレート部分の疼きがやや治ります。午前中は病院だったので夕方日が沈む前にしましたが、朝でも良いでしょうか、ただ1日2回する体力はまだないですね、太極拳がしたいですが、まだ肩があがりません、まあ歩けるだけでも本当に嬉しい限りです、程よい疲れを手にいれましたので、安眠できるでしょう(これが重要)。今回の入院手術にて「身体が動かなくなって身体が動かないということを理解しました」日々精進です。

第二回 リハビリの日々 「自然門武術における道功」

武術の表芸はもちろんパンチやキックの撃ち方です、これは常識ですが、裏芸は鍛錬や体力回復や指導方法や道功または推拿(怪我の処置)などです。意外と思われますが、しっかりした鍛錬方法を学んでいる武術家が少ないです。ここでいう鍛錬方法は季節ごと、年代、体力などを加味しての練習方法です。年がら年中同じ練習するのは「馬馬虎虎」「まあまあ」という具合です。怪我の時にはこの道功(長寿学)で怪我の回復を求めたり、目の痛みや、頭痛などを緩和する方法が伝わっています。自然門武術で大きな怪我をした時に最初にすることは規則正しい生活、早寝早起きです。それと嗜好品を断つことお酒ですね。当たり前なんですが、これが一番早いです。といいましても右肩鎖骨が粉砕してますので寝返りがうてません、まっすぐ上を向いて寝るのがこれほど難しいとは、怪我をして初めてわかることです。

鎖骨粉砕

1000日目がもう間も無くやってきます

2017年に香港へ行ってきまして、武術歴60年の洪家拳の師父に会った時、私は武術が上手だと増長慢心をしているのに気づきました、帰国後2017年の3月28日から初心にかえり毎日アイロンリングで身体を鍛えております、来月12月22日で1000日目になります、どこの門派でも基礎鍛錬方法が備わっています、八極門なら大槍ですね、ニューヨークに居たときは兄弟のペドロと一緒に練習しました、この大槍は最初は扱いが難しく、腕ばかり疲れるのですが、そのあと腰、足と連動いくようになります、同様に自然門のリングも最初は腕に鉛が挟まって出血をしたり内出血などするのですが慣れれば腰で打てるようになります、1000日すると感覚で最初の300日以降、500日以降、800日以降と課題が変わってきたように思います。

「学んだことを復習するのは、覚えるためではない。何回も復習するうちに、新しい発見があるからだ。」この言葉につきますね

プロは褒めず

東京でSpinnin Roninの役者たちに武術を教えて参りました。
皆プロのパフォーマーでございます。

普段のクラスでは生徒らの良い所しか見ません、人間ひとえに
弱点や欠点を探し出すのは得意であります、なぜでしょうかね
人間の特性なんでしょう

クラスで子供がトンチンカンな事をしても「元気があっていいじゃない」
尋ねても黙ったままでいる子は「気品があって上品じゃない」

となるわけです、本当にそう思っております

翻ってプロは褒めません、例え上手に動作をこなしたとしても
「いやあ〜、まだまだ」「まだ速く動ける」等、満足させては
ならないのです、プロは満足すると、技術が停滞します
それは他者に仕事を取られて「おまんまの食い上げ」
になるのです、プロはいつ何時も気を抜いたらいけません、それは
競争の中に身を置いている人間の宿命なのです。

まだまだ練習が必要というのがプロに対してもっとも優しい言葉です