
この夏アメリカから来た友人、元生徒ら、3組目になりました。円安ドル高でございますね。今ドルを持っていれば思いますも、帰ってすぐに換金してドルはもうございません。さてカオリちゃん一家でございます。ニューヨークで教えた生徒になりますが、一生懸命していたのが印象的で舞台も一緒に出演(忍者役)いたしました。あの頃の指導法を思い出すと恥ずかしく思うばかりです。元気にお兄ちゃんと妹ととても楽しく練習できて感無量でございます。練習あとに宝山寺に寄ってラッキーガーデンに行ってみんな喜んでとてもよかったです。

月に数回、外国人観光客相手のガイド仕事をしております。今回はアシスタントに6年前に八卦掌を教えた小町が来てくれました。すっかり大学生で英語の勉強がしたいとのこと。日本で外国人からチップをもらえる仕事はおそらく観光ガイドぐらいでしょう。最初小町にバイトしたことがあるかと聞きますと、「ある」そしてチップをもらったことがあるかと聞きますと「ない」それでもバイトは接客関連で吉でありです。
さてチップのもらい方の方法論はもちろんありませんが、ワタクシの体験談を一つ紹介しました。20年以上前アメリカで◯猫ヤマトの引っ越しで働いていたときです。お客の前で大汗をかいて荷物なり運んでいたワタクシに、お客がいないタイミングを見計らって同僚(仮名)ボディービルダーの須藤親分から真顔で
「タカシちゃん、客の前で汗を拭いちゃ、だめだよ、飛ばさないと、その一粒一粒がチップになって返ってくるのだから」なるほどこれは真理だと思った次第です。要は一生懸命をどのように表現するか。これが日本の接客業とチップのある接客業の違いでございます。
この日はオーストラリア人1名という悪条件でございましたが、それでも小町はチップをもらっておりました。ワタクシの教えなどより彼女の眩い笑顔に勝るものはなしで、1日でワタクシのガイド力を超えて行った暑い日の独立記念日でございました。
先日マルシェに出店するのに宣伝でポップな絵が必要なことから、毎日絵を描いているうちの子に何かポップな絵を描いてと頼んだら、苦い顔をして沈黙しました。「もうお前には頼まん」っと喉まで出た時に「もうお前には頼まん」っと10年ぐらい前に父親に言われたのを思い出しました。趣味らしい趣味がなかった父親は唯一運転するのが好きでした。父親が私にちょっと車を貸してくれっと言って、事故したらあかんからあかんと無下に断りました。マニュアル車をちょっと運転したかったろうと思います。そのあとは癌でやせ細って運転はできなくなりました。いつか謝らなああかんなあと思ってましたが、来週は命日で墓掃除のついでに、こんなことがあったでと父親に話さなあかんな。
コラボ依頼にて格闘三冠王の鈴木さんとお会いしました。素晴らしいお人柄ですっかりファンになりました。マススパーもやらしてもらって勉強をさせていただきました。ありがとうございました。これからのご活躍を期待しています。
マネージャーの方と雑談してたら、Will Smithの話題になり、どう思いますか聞かれました。アメリカ人は家族愛を重んじるところがあるけど、思ったほど賛同を得られませんでしたね。ある意味家族を守るような行為でも暴力では容認できなくなってますねえ。など言っておりましたら、ちょっと人にあってもらえませんかということで、周来友さんとそれらの話をしました。晩御飯もご馳走になりまして、バイタリティーのある周さんにすっかり魅了されました。
「来てくれるなぁ、い〜よるんよ〜」っと電話口で言われます。
30年ぶりに子供を連れて広島の親戚を訪ねようとしたのですが、それはそれでしゃあないでございます。プランAからBと変更して、うちの子の修学旅行は毎年広島だったのが、今年は姫路に変わったので、家族修学旅行を敢行します。原爆ドームと平和記念公園に原爆資料館、宮島というコースで親戚の子にアテンドしてもらいます。初日の夜は親戚のおばちゃんにお好みを焼いてもらって、呑んべえのおっちゃんと飲んで楽しい夜でございました。
原爆資料館も何十年ぶりかで来ましたが、館内に入ると感情は氷のように凍てついてしまいますが、柔らかく温かい丹下氏のデザインした公園、それを導くイサムノグチ氏の橋、建築は芸術と同等であるのを認識させられます。
美しい広島は我が故郷であります。30年ぶりの修学旅行