「五風山、水墨画のような場所ですな」
武術兄弟のwillと一緒に「五風山」に赴きます、市内からバスで30分といった
ところでしょうか。チャイナのバスのシステムは普通乗車扉が前で降り口扉は
中央やや、後ろですな、日本のバスと同じですで、どちらかというとニューヨークの
市バスの作りに良く似てます。さてチャイナバス降り口の扉が閉まるのが
やたら早いのです、なぜなら隙があれば人民、ただ乗りしよるからです。
ここで運転手とキセル乗客との仁義なき戦いが葛藤されるのですが
ほぼ運転手が阻止しますも、さすがはワタクシの武術兄弟willはその間髪を
ぬってただ乗り成功、ワタクシもいざ突入というところでドアが無情にも
閉められましたので、料金を払って乗車でございます。1元(7円ぐらい)
「兄弟のWill英語が出来るので有り難し、証券会社で英語のメールのやり取りの仕事」
「しかし、何でこんなアングルで人民は写真を撮ってくれるのでしょう」
中国ではだいたいどこの山でも廟があって、仏さんが祭られておりまして
そこが10×15mぐらいの石畳がしかれております、この五風山も例外では
ありません、そこで前でのチャイナカマキリマンとその息子と合流して
特訓であります、このカマキリマン、レストランのオーナーで金持ちで
あります、よく見ますと左に人差し指がありませんで、話によると
毒蛇に噛まれて、肉切り包丁で「バン、バン、バン」で指落としたと
笑って云っておりました、恐るべしカマキリマンであります
もしかしますと豪傑の部類に入るのではないでしょうか。
訓練のあと、家に招かれて食事であります、高級アパートであります
嫁と娘と息子で遠慮なく中国語でワタクシに話を聞いてきます
早く片言ぐらいは理解出来るようにならなければなりません。
ちょっと洗面所で手を洗っておりましたら、床にワニ亀らしきものが
網の中でモゾモゾしておりました、もしかしてこれを喰うのかと
たじろんでおりましたら、それは食卓に出てきませんでした。
食事が終わり送ってやるっということで、車に乗せてもらいやれやれ
長い一日が終わったと思いきや、ちょっと師父の練習場を見にいこうと
まさかあれだけ練習してまだ練習するのかと思いきや、練習で
あります、身体中は痛い、痛いで長い一日は終わりました。