親しい間の人から、これを見てといわれます。コロナワクチンを打ったら卵巣にワクチンがいくといのことで、男は膀胱にいくのかいと話を聞き流します。前に酸素水について言ってましたが、そしたらお前の胃は呼吸するんかいと、ちょっと考えたらわかりそうやけど
ソースは友人がラインで送ってきた動画のようで、この友人は不妊治療の末に待望のお子さんを授かった人柄も素晴らしい人とのことです。あんまり言うのでその動画を見ますと、東北か北海道で鹿狩りジエビをしてる匿名のおっさんで、若い頃医学生だったようです。要はオカルトでございますが、一応、説明します。コロナは呼吸器系の病気で卵巣は関係ない、コロナは肺炎などを引き起こして、呼吸器系基礎疾患のある人は命取りになる。百歩譲って、昔医学生だったとして、医療は日進月歩の進化を遂げてて、現場離れて鹿狩りしてる人間がわかるわけないと伝えますが、ソースを持って来た人間を陶酔してるようです。生徒の方でクリニック運営して、医療現場で50年働いておられる方に「申し訳ないのですが、説明してあげてもられせんか」話を聞いてようやく理解したようでした。何事もですが、現場で長く働いている人は責任感があります。この匿名オカルト鹿狩りの話を鵜呑みにしても、おっさんは責任を取ってくれないのです。何が正しい情報かというのは、情報源が責任を取ってくれるところと現場で長く仕事している人です。他人事でなく自分も情弱にならないように肝に銘じます。
それでも異物を身体に入れたくないという心理はわからないでもないですが、医療は現代科学の結晶であります。外科手術、ER(救急治療室)、ワクチンなど。私など外科手術をしてなければ粉砕した鎖骨が歪に曲がって間違いなく支障があったでしょう。心拍停止した人は間違いなく亡くなり、出産は命がけですので、病院で出産するのは、あらゆる状況になっても処方できるからで、だいたいこんな感じなどありません。医療は科学ですので、数値を見て医者が判断するのです。
武術クラスでは12歳以下で喘息の子がいたり、障害のある方で疾患があったりと、早くワクチンを打って多くの生徒に安心してクラスを受講してもらえたらと思ってましたら、コロナについて聞いたクリニックの先生が「師父、四つワクチンの空きが出ましたけど、打ちますか」ご連絡をいただきました。もちろん打つ打たないは個人の自由ですよ。