薄ぼんやり夜があけて、金曜日の早朝でございます。
ワタクシ、朝の4時ぐらいからカンフークラスのチラシ配りに勤しみますも
肝心のバイクのキックが折れてしまいまして、隣街の峠を
「フ〜ウ〜、ハア〜」っと吐息が漏らしながら急な坂を上ります
一瞬バイクを捨てたろかなっと邪な思いが過りますも
友達に借りたバイクであります、そんなことは出来ませんし
単車が好きなのです。
想えば
16歳
一番最初はスズキの「ハイ」っていう原チャリでした、青と白のカラーリングと
いうそれだけが決めてだったバイクであります、狐のしっぽのチャンバーが
あまりの騒音に家の近所で乗れないのでつけて、すぐに外して
純正で乗ってましたショックは黄色のKYBでありました、デイトナが
欲しかったのですが高くて手が出なかった事を覚えております
当時新車で8万ぐらいだったでしょうか。
17歳
RGガンマ125cc
知り合いの先輩が500円でええわっということで、家まで持って
来てくれましたらやっぱりただでええわということで無料になった
逸品でございますハイのナンバープレートを付けて勝手気ままに
乗っておりまして駅前に置いておりましたら、警察から電話が
かかってきまして
「君のバイクは50ccかあ〜?」
「えっと〜、云っている意味がわかりませんけど」
と急いで駅前にバイクを取りに行ったのを覚えております。
まだ世の中おっとりした時代でありました。
18歳
これではまずいと法隆寺自動車学校に中型免許を取りにいきまして
大阪電気通りの隣のバイク通りにカオルは割れてるけど、本体異常ないで
っということで91NSR250ccを購入確か25万円ぐらいだったと思います。
とんでもなく速いバイクだったです、当時そのクラス最強だったのでは
ないでしょうか、ロケットスタートのRZ250など目でなかったのを覚えて
おります、HONDAエンジン世界一やなっと思った10代の終わりでありました。
と現代に戻りまして、早速近所のバイク解体屋にいきます。
キックの箇所が壊れたから、売ってくれっていいましたら
「あげるわあ〜」っともらいました、Dioのバッテリーあるって
聞きましたら
オートラビットのおっさん「ある、ある500円でええわあ〜」
タカシ「おっさん、ほんまに動くのやろうなあ〜」
オートラビットのおっさん「大丈夫やあ〜」
タカシ「おっさん、目、合わさんけど、ほんまに大丈夫やろうなあ〜」
オートラビットのおっさん「500円やからええやん〜」
(やっぱり動作確認しとらんがなあ〜、まあ安かろう悪かろうやな)
さて帰ってバイクのキックを付け替えて、駆動系を掃除して
ついでにプーリーと強化ベルトを購入しようかなって思いながら
バッテリーを搭載しまして、やれやれ完了やなって思ってましたら
スターターのボタンが無いがな、笑
バッテリー搭載はしたけど、スターターのボタンを直さないと
ここを直せば、あそこを直しで、バイクの醍醐味やな、笑