月別アーカイブ: 2018年5月

96歳 1922年

金曜日の朝に96才の祖母が亡くなりました
本日納骨を終えました。

最後の5年ぐらいはボケてしまいまして、もう誰か判断が
つかなくなっておりましたが、10年ぐらい前に中国へ武者修行へ
行く時に「あんたは支那へ行くのか」と言われました
1922年生まれですから1942年時は20才ですか
太平洋戦争のど真ん中での成人式、感慨深いというか
そんな式典などなかったのではないでしょうか

「最近の若者は…」とかく言う知ったかぶりの年配者が
いますが、ワタクシはいつも我々の世代より今の若者も方が数倍
優れていると断言します、「最近は子供の自主性がない」と発言する
輩がいますが、貴様の世代よりも数倍素晴らしいと
なぜこういうかというかと言いますと、これは自分の事は棚に上げており
実際は若さへの単なる嫉妬に他ならないからです。

太平洋戦争が近年の日本でもっとも激動の時代でありましょうか
日本の礎を築いた世代であり、やはりこの世代の人々には
特別な尊敬の念を抱かざる得ません。

本日も奈良先端大学院で明日母国へ帰国する生徒がいます
出会いがあれば別れがございます、わかっているけど
寂しいもので、人間は感情の生き物だという表れですね。

身体のメンテナンスと人身事故

GWがあけて身体中疲れが溜まっておりました。
生徒で大阪阿倍野で筋伸ばし院をやってらっしゃる大谷さんの
ところへ二年ぶりで身体を診てもらいに、生駒から12時52分難波行き急行に
ギリギリ乗れて大阪へ向かいます、乗ったのは一番前の車両中程
やや後ろといったところで「現代ゴルフの心と技術」という本を
読んでおりました、途中高校ラグビーで有名な東花園駅を通過の際に
軽い衝撃で「ポン」と、後にゴロンゴロンという音、目を先頭に向けると
ガラスが波紋状にヒビが入っております、飛び込み自殺でございました。

何とも言えない気持ちというのはこういうことでございましょうか
身体を直すため健康の促進に向かう最中に、この世に絶望した人間に
遭遇するなど皮肉なことでございます。

今日はこのまま帰ろうかと思案しておりました、電車もそんなに
すぐに走行するとは思っていなかったのですが、およそ10分後走り出し
「さきほど人身事故がおきました」と車内アナウンスが流れます

身体は楽になりましたが、感慨深い1日でした。