月別アーカイブ: 2007年11月

The Legend of Kungfu

The Legend of Kungfu

知り合いが出てるらしいですが、さてどんなもんやいとワタクシが云うのも
何ですが、舞台の目は肥えております、およそ2ヶ月に一回ぐらいは
NYの小劇場で生徒らが出演している芝居、ダンス、舞台を観ております。
同門の全米A代表だったローリーはシクル・ド・ソレイのラスベガスで
公演しているのです。2005年のべガスの武術大会ではデモをしておりました。
以前、あれほど金がない、とこぼしていたのに両耳にはワンキャラッとの
ダイヤをきっちりピアスしており、大きなシボレーのピックアップトラックを
転がしおりました、単純にシクル・ド・ソレイは払いがええねやなっと
思った次第でした。

で見ますに、これはいけません、間違いなく一定の条件をこえれば10年以上の
ロングランになるでしょう。(役者の身体が壊れない)
以前ニューヨークのブロードウェーで大評判のタップの舞台がありました。
賞を総なめにしたのですが、いつの間にか終っておりました、後日談を聞きますに
役者の身体が壊れた、とのことでした。シクル・ド・ソレイのように
バックアップメンバーが充実したら、これは大変な事になるでしょう。

北米ではカナダだけでしょうか、アメリカに来ましたら世界ヒットする
でしょう、しかしカナダはシクル・ド・ソレイといい、The Legend of Kungfu
といい良い舞台を引っ張ってきますねえ。

“SOUL Vol.8″

宣伝でございます。
リエちゃん主催でございます、素晴らしい。
大きなイベントを行なえるなどなかなか出来ませんですよ。
素晴らしい、頑張れリエちゃん!

時間のある方は是非是非足を運んでください。

3周年を記念して、アメリカの会社、Global Entertainment Rhythms Inc.
http://www.globalentrhythms.com/welcome.html
(以下GER)プレゼンツ、”SOUL Vol.8″がTV化されることになりました。

今回は、その記念として、700人ほど入るシェラトンホテルのボールルームの
会場をすべて貸切り盛大に開催します。

ダンサー必見です!!!!

ゲストダンサーとしては、アリシアキーズのツアーダンスチームP.L.A.Y.E.R.S
(全米連続チャンピオン)

や、クリスブラウンのバックダンサー、そしてSTEPSの講師、Roberta Mathes
がジャッジをかねてレベルの高いダンスを披露します。

ヒップホップのアーティストでは、ウータンメンバーのShyheim
http://home.swipnet.se/~w-28435/shyheim/
が出演。

コンテストに出場し、優勝したチームには、彼のPVに出演する権利が与えられます。

そのほか、ソロでもアメリカで多数のイベント出演し、SOUL VOL.7で
見事優勝に輝いたMASATO&MOによるTAPパフォーマンスもお見逃しなく!!

こういったホテルでのショーは、通常、かなり値段が高いものですが
3周年のアニバーサリーとして今回は、前売り$20と、格安でおさえてあります。

次回のSOULは、クラブ形式ではなく、ショー形式となっ
ておりますので、0歳からの小さなお子様から、入場できます。

ご家族、友人、恋人同士でも、気軽に楽しめ、満足できる本格的なショーと
なってます。

NYでしかみられない、セレブが来場するダンスイベントです。

場所は、7番線のラストストップ、フラッシング 
メインストリートの駅下車で歩いてすぐです。

ぜひお立ち寄りください!!

SOUL Dance Competition Vol.8

日程:11月18日 2007(SUNDAY)

時間:18:00-21:00
Show time 18:30 SHARP!!!!

場所:Sheraton Laguardia East Hotel
www.Sheraton.com/NewYorkCity

(135-20 39th Avenue Flushing, NY 11354)
Google Map:http://www.google.com/maps

電車: 7トレインで、ラストストップの Main Street Flushing
下車。徒歩3分。
39th AVE bet Main st & Prince st

Ticket
At the Door: $25
Advanced: $20

Advanced ticket reservation:
212-996-4302(日本語可)
info@soulnydance.com
www.soulnydance.com

クレジットカード受け付けます。
入場年齢制限なし。

Performance:
Shyheim(From Wu-Tang)
http://home.swipnet.se/~w-28435/shyheim/

Masato&Mo(Tap/SOUL Vol.7 winner)

Rox (Hip Hop Artist)

T.w.o-G (Gospel Hip Hop Artist)

Rammier (Philipino Recording Artist)

J`Angelo (Recording Artist)

ED and P.l.a.y.e.r.s(Step Dance Team
Champion of NYC, NY State & Apollo from Alicia Keys tour)

Hosted by GER CEO Marcus H. Knight and
Founder of SOUL RIE.

当日は混雑が予想されます。
ご来場はお早めに。
ホテルが9時にCLOSEなので、ショーは6時半きっかりに始まります。

チケット予約(前日まで)
info@soulnydance.com
212−996−4302(日本語、英語)

お気軽にお問い合わせください。

“Romance of the Three Kingdoms”2

駅前のデリでコーヒーが50¢でございました、ポーランド街を
あなどってはいけませんねえ。今時カップのコーヒーが50¢とは格安であります。
さて控え室に戻りワタクシはコーヒーを啜るのです、本番初日を迎えつつ
各ダンサー、役者のテンションの上げ方を見るのも一興でございます。
これは勉強にもなります、如何にテンションを上げるかということですが
ある人はおしゃべりに夢中になったり、ある者は台詞を繰り返し喋りある人は
寝ていたりと緊張の高まりを抑えるのです、加世田座長は静かに集中しております。
ワタクシはどちらかといいますと、加世田座長のタイプでございましょうか静かに
集中しますね、頭の中で自分のシーンがグルグル回るのです、その時にその役柄が
身体に舞い降りるようにしむけます、演武の時のテンションの上げ方と
さほど変わりません。

係の人が「15分押してます〜」と云いに来られました。部外者のワタクシは
舞台に出る生徒らの邪魔になってはいけませんので、客席に向かいます。
生憎の雨でお客さんは全然入っておりません、真ん中の一番良い席に
ポーランド人らしい人間らが陣取ってます、教会関係者なのです。何年か前の
加世田劇団の寒波のドカ雪初日より入っておりません、主催者の兄ちゃんが
幕の袖を行ったり来たりしております、顔は完全にこわばっておりましたな。
ほんと加世田劇団単独公演でなくてよかったですけど、主催者は
大変やったでしょうね。(2日目、3日目はお客さんたくさん入ったみたです)

今年もMCの兄ちゃんは同じでして、ネタも2年前のネタと同じでございました
それほどというより、全く受けておりません、まあMCはこれくらいが
よろしいでしょうか。

さて加世田劇団の登場です、幕が上がって最初にダンスシーンです。
このシーンのキャプテンはリエちゃんでございます、動きは良いですねえ。
前より格段良いです、風格すら感じられます、劇団を背負ってる人間は
やはり違いますなあ、華がありました、特によかった場面だったと思います。
加世田座長の構成力もあがって来ていますねえ。

ファイティングのシーンにて生徒らが出てまいります、リハで動きを
見てますので、こう動いた方がいいと本番前にアドバイスを送ったりしてます。
まあ怪我なくやってくれたら、先生はそれでいいのです、この辺は参観日の
親御さんと気持ちはそれほど変わらないかと思います。ストレートソードの
動きも良くなってますねえ、チャイナドレスのシーンもなかなか違う一面が
見れて新しい発見でございましたね、ちょっとスモークを焚き過ぎで
後ろが見えにくくなったりライティングが間違っていたりと初日は
厳しい面もありましたが、無事終ってよかったです、楽しいひと時で
ございました。

“Romance of the Three Kingdoms”

JAPAN ARTS MATSURI (JAM) 2007

と銘打ちまして今年で5回目です、その舞台に初日、二日目と加世田劇団も参戦です。
二年前と同じポーランドの教会での舞台です、ブルックリンとクイーンズの境に
あるこの地域はポーランド人街でございます、ソーセージ屋、肉屋、カフェなど
ポーランド風味でございます、カフェの壁には、さり気なく故ヨハネパウロ2世教皇の
写真が飾ってあります、以前滋賀のお好み屋で井原(サッカー元日本代表で滋賀出身)
の写真があったのを思い出します、どちらも郷土愛でございます、悲しいかな
井原選手のプロマイドは鉄板の油で油まみれでございました、短めでピチッとした
サッカーパンツが時代を感じさせましたね。ポーランドは第二次大戦中はナチスの
迫害を受け、大戦後は社会主義による無宗教政策にてカトリックは迫害を受け
日本同様大戦、大戦後を風雪に耐えしのんだお国でございます、その兼ね合いも
ありまして、ポーランドという小さく国から(455年ぶりの非イタリア人教皇)
教皇が選ばれたと大まかにそんな事情があったわけですね。
っとポーランドの話しは割愛にしておきまして

久しぶりの加世田劇団の舞台です、三国志でございます。 今作品は三国志の初期
「桃園の誓い」前後を40分にまとめたものでございました。7時開演ですが3時からの
テックリハから見学します、ライティングと音楽の合わせをチェックいたします。
ワタクシは座席の一番後ろに陣取り、役者の声が届かなければ”Louder”「大きく」と
叫ぶ役を受けたまります、役者が後ろを向いてしまうとなかなか声が届きませんので
タイミングを見計らって、Louderと叫びます、あとから武術の生徒の子に
「タカシさん、あかん〜」って叫んでたんですか、と聞かれこれまた英語の勉強を
し直しなのです、奇しくも「桃園の誓い」で「英語の勉強のし直しを誓う」とは
幸先がよろしいございます。

テックリハも終わり、あとは本番に備える段になりまして、ダンサーの衣装が
ございません、「大変、大変、衣装がない〜」っということで座長の加世田君と
ワタクシが買い出しに出かけます、ついでに頼まれ物も買い物に出かけます。
舞台初日のテックリハが終った直後、時々計ったか計ってなくか、タイミング
良く座長と二人っきりになります、そのとき座長の口からボソリボソリと
本音がこぼれるのです。云うならば舞台本番前の緊張と不安が
あいまみえるのだと思います、さすがにここでは皮肉屋のワタクシも
「お前やったらいける、出来は上々やん、行けるで今回も、あとは時を待つだけや」
とおべっかと冗談を交え緊張を緩和させなければなりません。

つづく………………

NYマラソン

今週の日曜日はマラソンがありますので、武術の練習は無しですよっと
生徒らに連絡を入れようかと思っていたところ、NYCマラソンにて
心不全で一人の競技者が亡くなったというNEWSをテレビで
見まして一人「今年は土曜日にマラソンをしたのや〜」と早合点したのが
悪かったのです。 日曜日いつもの最寄りの駅からセントラルパークの
向かいますにやたら人が多いなあ〜、ポリスもおるなあ〜なんて
思っておりましたらマラソンしてるではありませんか、しかもゴール付近が
いつも練習するところでありますゲートの入り口はマラソンランナーしか
入れないようになっておりまして、さてさてどうしたものかと生徒らに連絡をいれ
「先生〜、セントラルパークに入れません〜、どうしましょう〜」っと云われても
どうしようもないのですが、冷静に現在地を連絡してとりあえず落ち合う
ようにします。一人の生徒は「今日の練習は断念します〜」
と断りの連絡がはいりました。とそのくらい人、人、人でごった返して
おりますさながら初詣で、はぐれたツレを探すそういった心境でございます。
さてとりあえず生徒らを確保しましてセントラルパークのロッククライミングする
場所の前で練習をしますかじかむ手で棍をブンブン回します、生徒が少ないので
ギッチリガッチリ教えていきますあと2回で終るかな、あとは寒くなる前になんとか
一通り教えたいですがどうでしょうか。

ちなみに今週もセントラルパークの掃除のおばはんに
「お前ら危ないから向こうの陰で練習しろ」っと注意されまして素直に従います
気持ちは「ちきしょう〜、このおばはん」と罵っても「わかりました」と
二つ返事でございます。16歳の時に京都の淀の競馬場で馬券を買うときに
「兄ちゃんあんた、干支、何や」と聞かれ
「え〜っと、うるさいオバハン、馬券買わせ」
まあ「え〜っと」と云う時点でアウトなんですが、威勢のいい啖呵を切ったのは
今は昔でございます。不遇の境地からいつになったら脱せれるのでしょうか
我ながら乞うご期待でございます。

現場にはトムクルーズも居たみたいです。