光
武術修行で中国におよそ30日ぐらい滞在しまして、明日帰国であります、最大の心配は
無事タクシーが家から飛行場まで着くか、その一点であります、「ああ〜、煙が〜」
っとハイウェイで呟く可能性は十分に考えれます、それはザッツチャイナだからです。
さて我思うに中国はアメリカに似てるなっというのが第一印象でありました
多種多様な人間と無秩序の中に秩序を求める形がであります。中国は人民が
やたら道に唾や痰を吐くのに当初は驚きましたが、慣れました。
「人のふり見て我がふり直せ」は何百年も民族の移動がなかった日本だけなのです。
アメリカも中国も上のことわざを投げても、アホかボケ、他人など関係あらへん
で終わるでしょう。アメリカは行儀や良くて、道徳心が強く、中国は
その反対でしょうかですが、これは否定しているわけでなく、それはそれで
尊重してます、中国はラフでおもしろっという一面がいがめないですな。
宇多田ヒカルがヒーロー論について述べてますが、比較対象の根本が間違いなのです
アメリカでは人命救助、すなわち最高の名誉なのです、わかりやすく映画
「フォーレストガンプ」はなぜメダルをもらったかそれは死地に飛び込んで戦友を
救出したからであります、アメリカの場合、捕虜の兵を救出するのに最高の部隊が
投入される場合が多く、成功すればすなわちメダルものであります。
日本は一番乗り、一番首、一番槍、これが至極の名誉であり、わかりやすく
プロ野球のピッチャーが158キロ投げた一番球が速い等がメディアを踊るのです
メディアが投射するのは国民に関心があるからで、球の速い遅いは
勝利に何の関係もないのです、これが本質ですな。
パイロットが危険をかえりみず、乗客をすべてを助けたというのは
アメリカのメディアは踊るわけです、云うならば日本のピッチャーが
160キロ投げたというのと構造が同じだからです。
何でもシニカルに意見を述べればカッコイイと思うのが、浅はかでございます。
日本とアメリカの比較対象論で云えば「菊と刀」これを一読するのを
お勧めいたします。