武術修行中と志願兵

Shifu Lu
「師父 呂とおっさんツバメ」

幕末の長州奇兵隊は事の他強かったと各書物に書いております、事実だったと
思われます、さてなぜ強かったとワタクシ愚考しますに、それは志願兵だったから
というのが第一の理由だと思います。

武術修行で中国福州まで飛んで来まして、自ら志願して飛び込んだとは
云えご注文通りすぎる、ハードな練習でありました。ですがしんどいから帰るとは
口が裂けても云えないのです、なぜなら自己否定になるからで何しに来たのか
わからんからです、それに「煮るなり焼くなり」好きにしてくれっといった心意気で
あります。撤収、撤退はないのです。正直身体がおかしなってもしゃあない、覚悟が
すわっており、願わくば健康で帰れたらいいなっという程度を考えでおりました。

さて武術の秘密をここで少し述べましょう、それは門外不出の秘拳とか
秘密の必殺技など、云う武術指導は偽物なのです、師父曰く

「武術を長く続けると、自我(エゴ)が徐々に小さくなり、曲がった性格が
徐々に真っすぐになり、人から嫌われてる人間は徐々に嫌われなくなり
弱い意志が徐々に強くなる」

何かを得ようとすると忍耐と辛抱が必要なのです、多くの偉大な武術家は
包容力がありそして自我の解放を目指すのでしょう、武術の訓練の過程で
人間は何か(真実)を学ぶものと思われます。

これが武術の本質であり、これに内面、外面が合わさらないといけない
云われました

最後に「もっと練習するように」と

さて練習しましょうかね。

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