武者修行中、中国福州

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飛行機が福建省の福州に無事着陸いたしましたが
また滑走路を走行中でシートベルトのサインが
ついているにも関わらず、子供が走り回って
スチュワーデスにたしなまれるも、あまり人民は
気にしてないようです。

武術兄弟が飛行場まで迎えにきてくれまして
ひと安心であります、彼からのリクエスト餅つき機を持ってきたかいがありました。
バスに乗ってタクシーを乗り継いで宿泊先に向かいます。
タクシーの運ちゃんが

「か〜〜、ぺっ」

「か〜〜、ぺっ」

タクシー運転手がタバコをふかしつつ
走行中に窓から2、3度、痰をはき
ものすごい勢いで前の車にクラクションを鳴らして
罵っております、人民は「客を気にする」という機能は不完全のようです。

泊まり先は、アパートでアメリカ人のシカゴのおばちゃんと
ルームシェアするみたです、こちらで英語の先生をしてるそうで
英語の先生はクイックキャシュでほんとはビジネスで鞄を売ってるとのこと
えらい早口の英語ですが、大丈夫でしょう、来ていきなり
この人がルームメイトと紹介されました、相変わらず何もかも
その場しのぎでありますが、そこでベストを出して行くよう心がけます。

さて今回武者修行でやってまいりました、早速明日の朝武術兄弟と
練習の約束をしてお別れします。

バイトの日々

先月の1月は日本でガードマンのバイトの日々でありました。

「ちょっと対向車が来たら恐いんです」っと
今話題の派遣切られの人が云っておりました、無理やろうかっと
思ってましたら、やはりケツ割ったらしいです。

「いやあ〜、兄さん、コツコツでっせ、コツコツ」っと
説いてくれる、西大寺でお好み焼き屋をやってた、じいさん

「当時は儲かりましたがな、V12気筒のベンツでっせ」
とそんなわけないのでしょうが
「それはすごいですねえ〜」っと片側通行の相方をやってる
じいさんなので機嫌を損ねたらと思いやんわりオベッかを云います。

不景気や不景気やっと云っていますが、毎日人手不足で
事務所では大変であります、派遣切りで斬られれた人間は
ここ一番のガッツがなかったのでしょう、選ばなければ仕事が
ないわけないのです、こんなトンチンカンなワタクシが仕事が
あっただけでも大変感謝しないといけません、バイトやろうが
なんやろうがお金をもらうので責任を持って当たるのが常識で
あります、体調8割で20分前に来れば、仕事は9割終了であります。

次の日の仕事で現場がわからなければ前日の夜に場所の確認で
いきまして、まあそこまでせんでもっと云いますも12年ぶりの日本で
道を覚えておりませんので確認と当日の朝から焦って慌てふためくのは
ワタクシの流儀ではございません、慌てふためくから事故とか
するのであります、結局そうした方が仕事の効率が良いのです。
まあ仕事というのは準備にどれくらい時間をかけたというので
決まってくるものです。ええ年した人間は「今日の現場は楽やから」
向上心のかけらも見いだされない残念な人間もおりますも
まあしゃあないですな、そんな人間もたくさんおります。

お金はどう稼ぐというのは、資本主義の世界でナンセンスで
あります、売春婦であろうと看護婦であろうとお金をもらうことに
何ら変わらないのです、需要があるから存在するのです。
そもそも、きれいごとを云う奴など信用出来ません
(人間が汚いから、きれいごとを云うのでしょうか)
何の為にお金を使うかが重要であり、汗水たらして働いた
お金の一部でも寄付する人間は圧倒的に素晴らしいので
あります、気持ちの余裕、お金余裕、心の余裕大切であります。

風になった日、その3

話は前日の夜に戻りまして、電話で

タカシ 「えっとバイクのギアあげるのがシフトダウンやった ?」

ツレ 「いや、反対や」

タカシ 「えっとクラッチどっちやった ?」

ツレ 「左や」

と会話が続きまして

ツレ 「大丈夫か……..」

タカシ「まあ出たとこ勝負やな」

と当日、免許センターのコース脇にて説明を受けます
「それではバイクの教官が先に走るのでそのあとを追走してください。」

教官はナナハンで私の400フォーストさて、エンジンをかけないと
っと思いきや、かけ方がわかりません。当時ワタクシが乗ってた
キテレツバイク
は確かキックでエンジンをかけたのですが、これは違うようです。

えっとえっと探しておりますと、おっさんから股がってエンジンかけろと
促されます、それもそうやなと思い股がりキーをオンにしてイグニッションキーを
押しますとエンジンがかかりました。90のNSR250は確かクラッチ幅が以上に短かったなあ
なんて思い出したら、ギアを落としアクセルを軽く開けます、ギアがエンジンと連動して
回転数があがっていきます、「おぅ、この感覚」と200キロぐらいでかっ飛ばして
いた時代がよみがえります、最初は外周を回ります、2、3、4速とギアをあげていきます。

「気持ちええ〜、風を感じます、これはたまらんなあ〜」

その日にバイクの試験で来ていた庶民がフェンス越しで、我々の挙動を見て
おります。坂道発進、クランク、踏切そんなもん難しいわけがありません。
身体が覚えております。

最後に急停止をするのにエンジンを加速していきます。
「うわあ〜たまらんなあ〜、バイクは、ええなあ〜」

ということで、テストに合格で無事終了でありました。
これで原付バイクも乗れる(アメリカの国際免許では乗れない)
足を確保すればようやく生活出来るでしょうか。

経済的にも時間の余裕も全くないワタクシですが
バイク乗りたいですな、しかし最近は原チャリの大きいバイクを
よく見かけますねえ、14年前は土方のおっちゃんが乗ってた
ぐらいやったのに、最近はヤングがマフラー変えて乗ってますなあ。

風になった日、その2

免許センターで名前を云ってもらえればすぐに対応出来る
ようになってますのでっと最後の会話でありました。

当日、免許センターの窓口脇のドアから入って行って
奥の部屋に通されます、「さて、いよいよやな」っと
こちらも気を落ち着かせます。
「ですので、昨年のまでなら、自動二輪の免許を書き換え
出来たのですが、今年になりましたので、書き換え出来ません」

「理解出来ましたでしょうか」っとあくまで低姿勢で
ワタクシを丸め込みにかかって来ておりますが、だてに
14年ニューヨークでもまれてきておりません、偉いさんが出て来て
低姿勢に感激して「そしたら、わかりました」など云うわけありません。
「あなたが云っていることは理解したが、承服は出来ない
これは私のミスでなく、あなた方のミスなのだから」

「いや、そういわれましても」っとこれでおよそ20分ほど
やりとりをします、ではとりあえず普通免許の書き換えの
作業をいたします、っとまた部屋の隅でおっさんら
雁首揃えて話しております。

「お忙しいと思いますが、二輪に乗ってもらいますが
ご自信はありますか」このガキ、俺に向かって自信があるかと
云って来よりますも、顔色に出さずに
「大変結構です、今すぐにでも乗らさせてもらいます」
っとこういうこともあろうかと、コーナンで買った革手袋を
(革手袋半額だったので購入)これはかっこよろしいですなあ〜。
っとオベッかまで云ってきよります、ええ大人が恥ずかしげもなく

さて、最後にバイクに股がったのは、何年ぶりだったでしょうか
間違いなくアメリカ行っていた期間は乗ってないので最低14年ぶりの
ライディングであります。

続く………

風になった日

日本に帰国して危惧しておりましたのが、ワタクシ日本では
普通免許と中型二輪車の免許を持っておりました、ニューヨークでは
車の免許しか持っておらず、日本に帰って車の免許を書き換えるのは
可能だと知っておったのですが、もしかしたら中型二輪の免許が
なくなるのではと思っておりました。なくなれば夏に夜明け
前に集合で朝日を背負ってツレとツーリングに行けなくなります

で自動車センターに連絡を入れますと大丈夫やから、問題ない
っと横柄に答えるわけで、予約が詰まってるから一ヶ月以上先と
これまた横柄に言いよります、嫁は埼玉県の自動車センターで
一日で書き換え出来たというのにです、とある県では一ヶ月以上
待たすとは、さすが不祥事のN良県公務員であります、行政の処理能力は
最低レベルでございます、さすが県民に黙って大仏のキャラに1000万の
ギャラを黙って出しただけはあります、まあそこはグッとこらえて
「これとこれを用意して、また連絡しろと」過不足なく横柄にいいますも
紳士であるワタクシ尋常に対応します、そのときもバイクの免許は
なくならないのかと聞きますと、大丈夫やっと、何回同じ事聞くのやっと
言いたげに云われます。

すべて書類関係を揃えてまた連絡しますに
もう一度バイクの免許について確認して、予約の日を確認します。

予約の日、数日前に母親にこんな事になっておるのやっと云いますと
それはもう一回確認した方が良いっということをいいよります
それもその通りかと思い、またN良県自動車センター連絡しましたら
今度は横柄な対応する人間でなしにまともな人間が出て来て
バイクの免許の維持は難しのでないかと言います。
なんとここで話が覆ったわけです、電話を切りしばし思考します。
ニューヨークで何度も裁判沙汰を戦ってきたワタクシであります
電話の会話を録音して言質を取っておけばよかったと思ったのは
あとの祭りでありました、と思っているところへ今度は免許センター
から家に連絡が入りまして、今度はペイペイでなしに上司が電話で
こちらのミスを認める発言をしております、望みが湧いてきたので
ありました、続く……..

勤勉、正直、勇気、公正、忍耐、好奇心、忠誠心そして愛国心

門出でありました、暖かく見守らなければなりません。
一部の学者が就任前から批判
しておりますが、学校の先生というのは世間知らずと相場は決まっております。
さあ、今から頑張ろうと言わば結婚式で「君らの未来は暗いと」と
公言するようなものです、ここで温かく見守るのが大人の姿であり
最低3ヶ月は進退をみなければ結果を望めません。

それはそうと上のタイトルはちょっとアメリカ人には大きすぎの様な
気がしますが、愛されるアホの多いアメリカでは最大3つぐらいが
よろしいかと思います、孔子の仁義礼智信、付属で厳勇でも7つですから
人間の社会倫理は孔子の5つの言葉で十分円滑に生活できますなあ。

世の中不景気だと云っておりますが、さにあらずであります
我々は資本主義のプールの中にいるわけでして、誰かが儲けたら
誰かが損するという仕組みになっております、それをプールの
水面を水平を志したのが社会主義であり、おりに崩壊しました。
自由競争なきは発展せずでありました、歴史は物語っております。
大手企業は軒並み赤字と云っておりますが、本当に賢い人間は
儲かってても口を閉ざします、人々は外出せず嗜好品など買わなければ
何が儲かるか、任天堂が儲かりますか、儲かるのでしょう。

賢者は自己の経験を参考にせず、歴史から習うといいます。

Behind the scenes(シーンの裏側)

mmvsiceman.jpg
「AJとWAYNE」

ひさしぶりにAJと連絡しますに、仕事を辞めてフルタイムアクターに
なるということで、すばらしいですな。

以前武術クラスで一緒だったスウェーデンの女に
「夢は追いかけるものでなく、掴むものだと」
云われたのが、ショックでして、悲しいショックでなしに
こいつよく解っているなあ〜、っと意味で
このスウェーデンの女の子が実は映画監督監督でミリオンぐらいの
バジェット(1億ぐらいの予算)で映画を撮るってことで、小娘やと
思っていましたが、億を転がすかあ、と感心したのが
11月のアッパーイーストのスターバックやったけど
さてさて、どうなったか彼女に連絡してみるかな。

AJは夢を掴むやろうねえ。

頑張れAJ!!!!

吉備の名月

朝の7時に梅田であります、関西人でありましたが
前日まで大阪駅と梅田駅というのは同じであったとは
知りませんでした。高速バスに乗って一路岡山まで向かいます。shigeru

目的は友人のshigeru氏の個展を観に行く事と
ニューヨークの生徒が今、岡山に帰郷しているので
彼との再会であります。およそ3時間で大阪から
岡山に到着であります、近こうございます。
だてに昨年の夏ボストン、ニューヨーク間を8往復ぐらい
してませんバスの3時間苦になりません、それより久しぶりの
再会shigeru氏の新作を直接観れるうれしさが大きいございます。
岡山市内に入りまして、momotaro staudiumが迎えてくれます。
町の中心部に素晴らしいスポーツを施設を備えてありますねえ
大変よろしいかと思います、駅前は「桃太郎通り」で「桃太郎ジーンズ」
というジーパン屋には次回何か購入しとうございます。
「桃太郎」をこれほど全面に出してくるのですがむしろ好感が持てるのは
岡山人の良さでないでしょうか、我が家の家宝の刀も備前長船であります。

さてshigeru氏はニューヨークで多大に世話になっており
敬愛する友人でもあります、久しぶりに会いますにお変わりないようで
画家として油の乗り切った感じがいたしました、作品群も氏の作品を
毎回追っておりますが、今回は作家としての分岐点にあたるようなそんな
意欲作が何点かございました、ノドから手が出るような作品が数点
ございましたが、氏の作品を飾るような場所がございません
早くあの作品に似合う家に住むのが当面の目標であります。
ひとえに眼福でありました。

昔の生徒と岡山で会ったり、京都で会って、東京で会って
ニューヨークで教えた生徒が日本に散らばっているなど
なかなか数奇なものですねえ。

その彼を今は僕のニューヨークの武術兄弟に預けているのですが
どうでしょうか、基本の動きは教えた通りですけど、自然門の神髄に
到達するでしょうか、練習に励めば彼の現代武術も大きな発展を
遂げるでしょう。型というのは、何か、現代武術のみのトレーニングと
ここからどれくらい差が出てくるか、楽しみであります。
まあワタクシは見守るのみでありますな。

練習するよし

帰りの車中で観た吉備の月の美しいことに
日本に居るのを実感した次第でありました。

領事館

およそ14年前でしょうか、ニューヨークでメッセンジャーのバイトを
していたときです、メッセンジャーの仕事ですので多くの領事館に
行ってその国の贅を尽くしたマンハッタンの領事館にため息がもれた
ものです、マンハッタンの一等地で吹き抜けのフロアーのブラジル領事館
優しい笑顔で微笑むフランス領事館の受付、全面大理石でロココ調の
イタリア領事館、書道や生け花の展示などがある日本領事館

さて、やってきました、中国領事館マンハッタンの42丁目なかなか
の一等地と思いきや12 Aveとマンハッタンの端っこNYPDの騎兵隊のお隣
(騎兵隊とは響きがよろしいですが、馬小屋の横)
昼前の11時過ぎにまいります、混雑して雑然としております。
皆、タバコを吸いながら、馬糞のにおいもやんわり漂ってまいりました
折しも冷房が壊れていたみたいで、大型扇風機がワンワンいっております。
8月頭の真夏日でございました、フォーク並びなどなく、ただただ目の前の
順番を待っております、「この列は遅いのでないのかと」っと嫌な
予感というのは十中八九当たるものであります。前の順番まで来た時
狭い暑い馬糞漂う領事館の時計が12の針を指しました、一斉にガラス越しの
窓のシャッターが落ちて終了であります、この手際の良さは素晴らしいと
関心しておれません、領事館備え付けの公衆電話からメッセンジャーの
事務所に電話しようと思いましたら、故障中でありました。
「さらに」と呟いた次第です、かれこれ14年前であります。

先日大阪阿波座の中国領事館に行って参りまして、警察の方が親切に
場所をおしえていただき、12時で閉まるところをちょっと過ぎたいたのを
入れてくれました、ありがたきであります、かくして中国武術修行行きが
現実味をおびてきましたな。

先生の日(滋賀の草津 手原)

今日は久しぶりの現代武術の先生の日で滋賀県草津の手原って所に
やってきました、電車を乗り継ぎ2時間ぐらいです、ちょうど
BronxからBrooklynにSubwayで行った感じです、その前に
京都に寄りまして、清水寺の手前の七味屋で土産を買って餅を買って
鴨川沿いを望み眺めますに、さすが日本で一番優美な川でありますな
奥ゆかしさが違います。

さて、生徒は1年半前にニューヨークで教えていた生徒であります
ワタクシの忘れ形見の生徒でありました、3時間時間を取って
ありますので、ストレッチを十分します、生徒の子はアクロバットの
練習をしております、飛んだり跳ねたりしております、相変わらず
身軽で関心しきりであります。

基本動作の説明、人体の中心点それから動きます。
ブランクがあってもそこそこいけております、もっとブランク空けで
きつかと思いましたが、よろしいでしょうか。

基本動作の思い出し作業をして終了でありましたが
なかなか有意義な草津の一日でありました
帰りに京都でごちそうになり、これまた恐縮しきりであります。
慣れない京都生活で何かあれば連絡するようにと伝えておきました
来年あけたらまた草津にまいりますかね。

次は長拳と青龍刀があれば青龍刀をしましょう。

ps. photoを一つ追加