風になった日、その3

話は前日の夜に戻りまして、電話で

タカシ 「えっとバイクのギアあげるのがシフトダウンやった ?」

ツレ 「いや、反対や」

タカシ 「えっとクラッチどっちやった ?」

ツレ 「左や」

と会話が続きまして

ツレ 「大丈夫か……..」

タカシ「まあ出たとこ勝負やな」

と当日、免許センターのコース脇にて説明を受けます
「それではバイクの教官が先に走るのでそのあとを追走してください。」

教官はナナハンで私の400フォーストさて、エンジンをかけないと
っと思いきや、かけ方がわかりません。当時ワタクシが乗ってた
キテレツバイク
は確かキックでエンジンをかけたのですが、これは違うようです。

えっとえっと探しておりますと、おっさんから股がってエンジンかけろと
促されます、それもそうやなと思い股がりキーをオンにしてイグニッションキーを
押しますとエンジンがかかりました。90のNSR250は確かクラッチ幅が以上に短かったなあ
なんて思い出したら、ギアを落としアクセルを軽く開けます、ギアがエンジンと連動して
回転数があがっていきます、「おぅ、この感覚」と200キロぐらいでかっ飛ばして
いた時代がよみがえります、最初は外周を回ります、2、3、4速とギアをあげていきます。

「気持ちええ〜、風を感じます、これはたまらんなあ〜」

その日にバイクの試験で来ていた庶民がフェンス越しで、我々の挙動を見て
おります。坂道発進、クランク、踏切そんなもん難しいわけがありません。
身体が覚えております。

最後に急停止をするのにエンジンを加速していきます。
「うわあ〜たまらんなあ〜、バイクは、ええなあ〜」

ということで、テストに合格で無事終了でありました。
これで原付バイクも乗れる(アメリカの国際免許では乗れない)
足を確保すればようやく生活出来るでしょうか。

経済的にも時間の余裕も全くないワタクシですが
バイク乗りたいですな、しかし最近は原チャリの大きいバイクを
よく見かけますねえ、14年前は土方のおっちゃんが乗ってた
ぐらいやったのに、最近はヤングがマフラー変えて乗ってますなあ。

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