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規定長拳B

大会で2位になった華乃ちゃんの演武でございます、点数は8.40です
昨年と比べましたら、もの凄い成長ぶりです

この長拳、ワタクシがやっていた時とだいぶ味付けが変わりましたが
本質は同じですので教えるのには変わりありませんね

PS.田口君ありがとう

第21回大阪武術太極拳選手権(後半)

よく云われるのは普通武術の型を1000回すれば滞りなく出来る様になります
初めて大会へ(演武)出場する子は、最低1000回をメドに型の練習を
するようにします、ノートをつけてた子で計算しましたら
700回ぐらいでしたので、クラスと合わせて1000回は越えてたでしょうか
自分で練習するときは兎角ゆっくりするように諭しておきます

二回目出場する子ですが、最初はやんわり辞めときと言います、笑
くどいぐらいに出るのって聞いてもう一回最後よく考えてっと聞いてから
意思の強さを観ます、ここでためらった辞めた方よろしいです

大会へ出場するのと大会で「勝つ」というのは練習の質が違います
練習時間を計算をしましたが、勝つ為には全てを捧げないと勝てませんし
他の事が犠牲になります、子供やし遊びたいでしょうが、勝つ為には
遊んでる暇もなくなります、途中で「折れた」時のダメージもきついので
あまり勧めません、昨年の大会で模範演武した全国1位の人にどれくらい
練習してるか聞いときっと言ったのはトップはどれくらい練習してるか
確認する必要がありました

同様にワタクシも全米大会へ出場したときは昼も夜もなく練習しましたが
そらあデザイン会社潰すわっと、そんなもん両立できません、笑
っと俺の様に練習しろっとか俺もそれぐらいやってたっだから練習しろっと
言ったところで生徒らは理解できませんので、苦笑
手っ取り早く大阪武術隊の練習に参加させます数名の生徒は
ビビってましたが、その子の本質によりますが、それを見て闘志が
湧くか尻尾を巻くか、物事を習うときは一流を見せるのが
一番早うございますが、同時に刺激も強すぎる場合もあります

さて今回初めて演武した子がまた出たいと云えばまた武術隊へお邪魔しないと
いけません、2位だった子がまたやると云ってますが、まずは身体鍛えてから
来なさいと諭しておきましたが、こちらも準備だけはしておかないといけません
ですのでちょっと値が張りましたが、新しく膝のサポーターを注文いたしました
体重計に乗りましたらまた1.5キロぐらい落ちてました、ちょっと落とし過ぎですが
絞りこんで贅肉を落としておかない動作の見本が出来ませんので
こちらも必死のパッチでございます

第21回大阪武術太極拳選手権(前半)

第21回大阪武術太極拳選手権に演武した生徒らが怪我せず無事終えました
それから生徒一名が長拳Bで銀メダルを奪取しました
本格的なトレーニングを初めて9ヶ月ですのでたいしたもんです

クラスの子供らには一回は大会へ出場するように勧めています
まあ強制でないのですが、確実に上手くなるのと、上手い子は
一杯いるよっと皆練習してるよっと他の世界も見いやあっと
それは初期のドラゴンボール亀仙人の心境に近いでしょうか

以前にも言いましたが、大阪が表演武術界屈指の激戦区でございます
ここで勝てば全国トップスリーは間違いございませんですので
奈良でなく京都でなく、大阪で勝負でございます

二回目に出場したい子は勝ちにいくのが前提でエントリーさせます
ダラダラ練習しても時間の無駄でございます、「やる」か「やらないか」
大人は関係ございませんよ、演武を楽しめば良いと思いますが
子供はダラダラするなら違う分野で頑張った方がその子の為だと
これはワタクシの信条でございますし、それから近年は
ゴールデンエージの研究も進んでおります、この時期に好きな分野を見つけて
それに集中した方がその子の為だと
思っております、ですのでクラスであまり集中しない子は
「別に家帰ってゲームしたいのやったら、かまへんよ」っと
好きなことした方が幸せやからと諭しております、好きでもないことは
大人だってできませんから

勝ちに行くと言って、レベルを下げてただメダルを取りにいくでは
あまり意味がありません、今あるレベルの少し上でなおかつ強豪がひしめき合って
いるところで取りに行って初めて価値があると思います、まあどこに目標を
設定するかで変わるのでしょうけど、我々はあくまで世界を目指しますよ

ひとえに一生懸命練習してもそうそう勝てるものではありません、相手は
大阪武術隊エリートチームでございます、近年もアジア大会で長拳世界2位を
輩出しております、なおかつ大会の審判団もここのコーチらが審判して得点を
つけております、自分の生徒が汗水流して練習してるの見てるのに
人間やもん得点あげたくなりますよ、まあそれは置いといて
そこでは最高の環境で練習出来ます、選手はざっと週6日で1日3時間ぐらい
1週間で18時間1ヶ月で約72時間1年で約860時間でございますので

さて勝負するこちらは週6日で最低1日4時間ぐらい
1週間で24時間1ヶ月で約100時間1年で約1000時間でございますが
冷暖房の効いたフカフカのカーペットの上でなくこちらはある日は外で
ある日はクソ寒い、クソ暑い体育館、コンクリートのフロアー、市のイベントで
建物が使えない日などなど、おのずと練習メニューを考慮しないといけません
今回ジャンプ技の練習が最後の最後になったのは体幹の強度、空中での安定度の
向上を待ったのと、場所によって着地の際に怪我をしかねないのでギリギリまで
待ったというのが本音でございますが、出る子には朝5時に起きて走ってっと
走ってストレッチして型の練習してとそれで毎日2時間、下地を作らせます

長いのでつづく…….

今がピークでございます

生徒の大会前でワタクシの身体もピークでございます、生徒の親御さんに聞きましたら
その子の身体もカンカンになってて全身マッサージを施しているとのことです
(なぜワタクシも身体がピークかといいますと、一緒に動いているからです)
教えるワタクシは右ひざに「冷えピタ」背中にカイロ右の太ももの裏にカイロと
左肩にカイロと暑いのか寒いのか分からない感じですが、万全を期します
以前嫁が子供に冷えピタを貼ろうとして冷えピタ紛争が勃発しましたが、関節部患部に
貼って寝るという技を編み出してから、冷えピタの使い方に幅が増えました
以前は性懲りもなく冷えピタを買って来て、っと粗末なおつむりを哀れんで
いましたが、何とかも使いようだなっと思ってる次第です

大会ですがワタクシや生徒の親御さんは必死のようですが、本人は気楽にやって
いるようです、笑

それでよろしいかと思います
今度は勝ちに行くと云った大会ですが、教える方もやることはやったで
あとは結果だけっとまだあと10日ありますが、どこの師父もメンツがドウコウ
思うからややこしいのであって、結果は関係ございません、勝てば本人が
良くやった、負けたら師父が悪いで、それでいいじゃないっと思います
あと10日で旅は終わります、一人で全米大会に向けてトレーニングしたのとは
違って生徒と親御さんとワタクシの三人四脚の楽しい旅でした、あとは
怪我なく当日を迎えたらと思います

PS. 現代医学では頭を冷やして熱が下がる下がらないは関係ないみたいですよ
まあ実際、高熱でうなされてる患者さんに頭を冷やしている病院って
さすがに見た事ないですけどね、笑


阿倍野演武の総括

10月から始まった演武三連発の最後でございました
3回ぐらい出演している子はだいぶ動作も固まってきたでしょうか
実際に調整方法など模索する状態が続いてますが、前日、数日前は流しでなく
キツメの方が良い傾向だと思われます、まあ演武も練習の一環ですのでね
あくまで普段の延長と捉えて舞台上がった方がよろしかと

さて前出の話で午前中にテックリハをしまして
1人板付き、暗転から、音出して下さいと、最後は全員出て来て礼して終わりですっと
プロの監督さんと話をしておきましたので、トップの子は舞台慣れした子が良いだろうと
いうことで、舞台側に失礼がないようにと一応気遣いをしておきましょう
他所では音出し遅れたりライティングのタイミングがむちゃくちゃだったりしたのですが
今回は華乃ちゃんの動きだしに注文を入れます、ライトが当たって音が鳴って「間」を
わざと空けてから動きだしなさいと諭しておきました、観客が魅入ったその刹那に
動いてくれました、良かったです、ライトを全開でなく8割ぐらいがよかったでしょうか
少々ライトを絞り気味の方が映えたかな、どかな
前回は3つの型を用意しておくように注文しまして、直前でサイコロで決めましたが
マイルス・デイヴィスのセッションの緊張感が出るかと
こちらも手を替え品を替えてやります、どんな状況下でも最高のパフォーマンスが
出来るよう目指しますが、今回は2月の大会に向けての予行ですので長拳に絞ります

長拳B
10月の映像と見比べると見違えております、スピード、スタンスよしでございます
ジャンプは今月、来月中にはものにしないといけません、基礎体力の底上げも
まだまだしないといけません、毎日コツコツこれが一番の近道ですが、一番難しいです

酔拳
動きのコントラストと地弾とのコンビネーションが酔拳の軸になってきます
前回もよかったですが、今回もよかったです、特に地弾系の技にキレが出て来た
と思います、客席から喝采を浴びておりました、よろしかったと思います
次は難易度を少しあげて数点手直しをする予定です

初級長拳
この子は典型的に本番に強いタイプだと思いますが、どうでしょうか、笑
直前の練習で間違って直した所を本番で修正してより良くなってました
ストレッチの能力はずば抜けております、あとは頑張るのみでございますね

八卦掌
やればやるほど難しいと云っていた、八卦掌ですが裏を返せばレベルがあがるのに
伴って要求する技術があがっていっているのです、螺旋の動作、それから旋回
軸点、アライメント、これらの要素の理解力が上達してきましたので
楽しみな逸材でございます

長拳
この半年で目に見えて成長したのではないでしょうか、武術といいましても
基礎体力の向上なしに上達はございません、まだ子供ですのでそれほど筋トレを
重視しませんが、ストレッチはしっかり出来てきました、自ずと型の質感が
上がってまいりました、スタンスを固めだしたらもっと良くなるでしょう

五歩拳(7人)
丹後から一名来てくれました、五歩拳をしにです、師父冥利につきます
それから新たに演武に参加した子供がありました、心配はそれほど
しておりませんでした、よく練習しているのを知っていたからです
観なくても練習してるか、してないか、ぐらいはわかります
始まる前に頑張れと声をかけておきます、それでオッケーでございました
フォーメーションですが、7人で少々フォーメーションの練習も
してましたのでテンポ良く出来たのではないでしょうか

あとは2月の守口の大会ですな、ここに繋げていければと思います
焦らず行きたいですが、一番焦っているのはワタクシの様な感じですが、苦笑
平常心で日々精進したいと思います

演武の日と選挙

阿倍野区民センターで「あべの文化祭」開催へ

7:30 日曜日の朝は前日の2コマのクラスおよそ6時間いたしますので
身体節々が痛うございますが、お湯を沸かして、ポットに紅茶とクッキーなど
用意いたします、駐輪所のボランティアに生徒でイスラエルの荒鷲(ラン)が
来てくれますので、お茶菓子など用意をいたします

9:00 用意が出来まして、近所の投票所に選挙に行きます、またこんな忙しい時に
重なるものやと、っと思いますも、こういったちょっと面倒くさいことをするのが
好きな方でございます、昨日クラスに来ていた生徒の方に会いまして、あら
おはようございますっとちょっとしたハプニングも楽しいございます

9:30 さて投票を終えてスクーターで生駒まで行きまして、阿倍野へ向かいます
今日は阿倍野区民フェスティバルでございます、クラスから何名か演武いたします
市民のイベントでございますので、雑用や様々なサポートをこなさないと
いけません、これまで出演した中で阿倍野区民センター大ホールは群を抜いて
素晴らしい施設でございました、四條畷のフェスティバルは出演するのに
1000円徴収されましたが、ここでしたら徴収されても文句は云えないでしょうね

10:30 ちょっと遅れるかなっと思いましたが、10分前に会場に入りますテックリハも
順調に進みます、舞台監督はプロの方で段取りの良さには感心しました
以前参加したフェスティバルでは進行役にボランティアのおばちゃんがしておりまして
時間通り進まなくなってヒステリーを起こしておられたのと雲底の差でございました
こういった配慮は素晴らしい、11時頃には終わります

11:00 阿倍野市民学習センターに寄りましてこの辺でお昼美味しいところあるか聞きます
あべのピアに安くて美味しいうどん屋があるとのことでそちらに向いますが
土地勘が弱いので分からずじまいで、結局、吉野屋でカレー牛丼を食べます、前日お昼の
クラスが終わって生徒のテッペイちゃんと吉野屋いきましたら、これが美味しいとのことで
早速チャレンジした次第です、そのときもらったスタンプ型ポイントカードを
持ってくればよかったおもいましたが、そんなものもうありません、笑

12:00 ランから連絡が入ります、ボランティアの仕事を時間通りキッチリ来て
くれます、アメリカ人なら間違いなく遅れてくるでしょうが、さすが日本の造園屋で
仕事しているだけのことはあります、10分前到着の時間厳守、パーフェクトです
さてお茶をのんでクッキーを食べなてボチボチしてますと、生徒の大谷さんが
陣中見舞いで、かまぼこを持ってきてくれまして、それから大谷特性5キロ砂袋で
投げたりして時間をつぶしますっといいましても自転車の整理に余念はございません

3:10 集合時間で皆がぞろぞろやってきます、阿倍野区役所の方が気を効かせて
早めにあげさせてもらいまして、全員の演武の内容を確認して五歩拳の
フォーメーション等の確認をいたします

16:18 演武開始です、客席はほどほどに人が入っています、緊張した
面持ちで皆が演武をいたします、怪我なくと終わったことで一安心で
ございました

17:20 帰りは先ほど話に出て来た生徒のテッペイちゃんに会いまして
一緒に帰りますちょっと鶴橋でキムチを買って帰りますって言って別れましたが
快速電車を待っていましたら、買物がサッと終わったみたいで
また会いまして、「チジミ」をもらいました、さきほど今嫁が実家でっと
こぼして、ご飯がリンゴなんですっと云ったの気を使ってもらった
ようで、これからは人前でこぼさないようにしなければなりません、苦笑
ありがとうテッペイちゃん

18:00 帰宅しまして、ビールとチジミで選挙速報の民主党の惨敗加減を
肴に飲んでいますと、ふと今日持って行った買物袋の中から
子供の生徒さんの財布が出て来ます、演武の時に貴重品を預かったままに
なっておりました……

長い一日がすぎていきました


プロジェクト”nyygnrb”の演者側から、その2

撮影で準備したファイトシーンは華乃ちゃんのラストだけでした

普通ファイトシーンを撮る場合、現場(スタジオ)に何時間も前に
入ってリハをするか屋外なら場所の想定をして練習、打ち合わせを
していくのですが、全くなしのアドリブでございました
実際長くて5分ぐらいの映像でファイトシーンが数分ですので
作り込めませんので、臨機応変に対応いたします
ですのでその他演者には何せベストコンディションで来てっと
お願いをしておきました

撮影現場での足場、傾斜、カメラとの距離、太陽光加減、カメラが
どんな絵になるか確認しながら進みますが、時間は限られておりました
最初はワタクシのゆっくりしたシーンから始まります、問題は
シーンの入りでございます、真夏の昼下がり汗をかいて絵的にもっと臨場感が
出るかなって計算してましたがよほど緊張していたのでしょうか
汗が出てきませんがカメラは回ります、ある程度カメラが置かれてどう入るか
イメージはしてきましたが、当日その場でベストを選んでいかないと
いけません、身体の移動は出来ません、手を上げ下げするか横に振るか
演武のシークエンスを全部、自然門に統一した方が良いだろうと思って、
自然門の太極拳で幕が開きましたが、自然門の太極拳はもっと沈みますが
カメラから外れてはいけないのである程度高さを保ちます

話は前後しますが、監督から時間をもらったのがおよそ20日ぐらいでございました
5月一杯でその他の仕事を辞めまして、6月から武術講師一本でございましたが
いかんせん身体を絞る時間が足りません、セリフのない映像だけの世界ですので
如何に身体を良く見せるか、これは大切な要素でございます
それとまさか日本に帰ってからこんな話が来るとは思っていませんでした
油断大敵でございました、20日で必死のパッチで身体を絞って
トレーニングをしましたら、撮影の5日前ぐらいに腰を捻ってしまいまして
最後の調整なしのぶっつけ本番になってしまい、撮影はコルセットで腰を
ガチガチに固定して敢行でございました

続く……..