小龍包を食べまして、今度は一路トライベッカのクラブに向かいます。
今度は違う生徒がヒップホップのイベントに武術の技を使って披露します。
生徒らの活躍を見るのは楽しいものですが、同じ日に違う場所で
行われますと、まるで兄弟の多い参観日のおかあさんになってしまいますな
「早く次を見にいかんと〜」っという心境なのです、そういえばウチの
かあさんですが、兄弟が多いのに小さい妹を連れて参観日に来ていて
幼稚園の一番下の子が運動場で登り棒か何かで、ひっくり返って
病院に行って参観日どころでなかった日がありましたな、と話はそれましたが
クラブに着きまして、まずデカイ黒人に青竜刀の袋を取り上げられ、中を見ながら
「なんや、それ、なんや」っと「あかん、あかん、これはいかん」(英語で)
とそんなやり取りがありましたが、クラブなんて久しぶりにきましたです。
フロアーでは沢山の人らがブレイクダンスをしておりますなあ、まったく華やいで
います自分はステージ脇で腰を落として、 それをぼんやり眺めます。
MCがマイクを持ってステージに登場します、さてダンスコンテストの開始です。
ぼんやり座って居たところがステージ一番前の真ん中になりまして、かぶりつきの席
にゴツイおっさんが鎮座してしまいまして
「いかんなあ〜、出演する子が緊張するやろか」
っと思った次第ですが、いやいやそんな事を臆することなく、堂々と動いてます
ファイティングセットもすこぶる良かったと思いますよ
またまた腕を上げましたなあ〜っと感心しました、またその子が朝の早くから
ダンスの仕事をこなして、お昼に自分の武術クラスを受けて、それが終わって
競演する子と練習して、それからイベントをこなす、殺人スケジュールを
敢行しております、素晴らしい、いやさ素晴らしい。とニューヨークの夜は
更けていきました。