武術の表芸はもちろんパンチやキックの撃ち方です、これは常識ですが、裏芸は鍛錬や体力回復や指導方法や道功または推拿(怪我の処置)などです。意外と思われますが、しっかりした鍛錬方法を学んでいる武術家が少ないです。ここでいう鍛錬方法は季節ごと、年代、体力などを加味しての練習方法です。年がら年中同じ練習するのは「馬馬虎虎」「まあまあ」という具合です。怪我の時にはこの道功(長寿学)で怪我の回復を求めたり、目の痛みや、頭痛などを緩和する方法が伝わっています。自然門武術で大きな怪我をした時に最初にすることは規則正しい生活、早寝早起きです。それと嗜好品を断つことお酒ですね。当たり前なんですが、これが一番早いです。といいましても右肩鎖骨が粉砕してますので寝返りがうてません、まっすぐ上を向いて寝るのがこれほど難しいとは、怪我をして初めてわかることです。
第二回 リハビリの日々 「自然門武術における道功」
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