久しぶりに世界を目指すという子がクラスに現れました
武術もさることながら、英語を話すことが出来るように
しないといけません、英語は扱えるとして中国語かスペイン語の
基礎会話も出来るようにしなければなりません、それから世界に
散っている武術兄弟やニューヨークの時に出会った各ジャンルで
活躍している友人、知人にも会うことになるでしょう
最近の子は挨拶をしっかりする子が少なくなっているように
思いますが、一つに日本社会における年功序列(日本型雇用の
典型的なシステム)から実力主義による移行の影響が
日本の伝統習慣にもおよんでいるのではないでしょうか
ニューヨークで教えていた時に黒人の子供に
“What’s up, Takashi”と言われたのにアメリカとはこういう国か
っと思いましたが、世の中で生きて行くのに大切なのは
出処進退であります、進むと出ずるは人の力を要さないといけないと
ものの本にも書いてあります、一流、超一流になるには人の力を
必ず借りないといけません、そこで挨拶一つ出来ない人間が
愛されるかといえば否でございます
例え話で
「師父、よろしくお願いします」という子と
「教えてくれや」という子がいたら君ならどちらを
教えるか、簡単な話やろっと挨拶出来なかったら損やでっと
まず理で説いていく必要がある時代になってきたようです
考え方は絶えず変化しています、こちらも柔軟に変化しないと
取り残されて行くのでしょう
「君ならどうするか」吉田松陰が説いたようにするのが結局
自立型の人間を育てるのには良い方法だと思います