木曜の夜に武術生徒から電話がかかってきました。
生徒「タカシさん、明日のクラスで鷹爪拳教えてください」
タカシ「ええけど、また急にどないしたんやあ〜」
生徒「来週の舞台で使おうと思ってまして」
タカシ「来週かいなあ、間に合うかあ〜、まあやってみようかあ」
鷹爪拳
動物の型であります。現代武術の上級長拳の延長上に
位置すると思われ、飛び技重視でロータスキックが必ず入る型であります
特に肩の使いと目線それから右の脚力がものを云う型ですね。
さてさて、この鷹爪拳ですが、最近日本に帰った生徒に教える予定の
拳でありました、昨年の年末から教える準備をしないといけないと思い
夜寝る前にストレッチの前に片足スクワットを行なっていたのでしたが
生徒が日本に帰国してしまいましたので、すっかり軽いストレッチだけ
になっておりましたです。その生徒が日本で武術クラスを受けたと連絡が
あり頑張っていると聞き嬉しい限りでございます、いきなり地方の
武術クラスにてツイスト、トルネード720度など連発して武術クラスで
波風をたてているのでしょうねえ、笑
武術クラスにて自分は基本的に何でも教えます、君はまだ早いと云って
たしなめたりケチンボを云ったりは基本的にしません、まずやらしてみて
無理やと理解させる方がすんなりいくからですが、それにダンスの子らは
舞台で動物の型を使うなどの理由があったりしますし。
特徴的な動きを4つ5つ教えます、最初のオープニングが難しいけど
これが上手くいかんと「ハト」に見られるからきっちり練習するように
っとまあこの子は本番に強いタイプですので、練習でボンヤリしてても
本番で化けますから、まあ大丈夫でしょうか。しかし舞台でバレーダンスの
鳥と武術の鳥(鷹)を競演させるって云ってたけど、またどんな舞台に
仕上がるんやろうかねえ。
久しぶりに鷹爪拳で動いてみて、日本に帰った生徒に長拳やなしに
鷹爪拳を先に教えてあげてたらよかったかなあ〜、と思いました。
彼のすぐれた跳躍力と身体向きが、鷹爪拳向きやったからです。