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またまたお邪魔します

小雨が降る午後の土曜日に生徒とその親御さんと伴って大阪武術隊の練習場へ赴きます
前回もお邪魔したのですが、その時に連れて行けなかった子です

持ちビルのフロアー丸ごと使ってますので、環境はたぶん日本一でしょうねえ
試合のコートを3面ぐらいを一階と二階ですので6面ぐらいありますか
これぐらいの設備になるとコーチらがもう帰ってくれって云わないと
帰らないぐらい練習する子も居るでしょうねえ

練習へ参加です、ある程度大阪チームの練習している
基本練習を教えてあげた方が良いかっと思ったのですが、練習へ行くのに練習を
教えてもしゃあないので、全く教えずに「盗め」だけ指示します
本題はあくまで世界一でございます、これはブレてはいけません

コーチの丹井さんが套路(型)を区切った練習はどういってますかっと、ワタクシに
聞きます、「いやあ〜、そこは適当に」っと答えた時の困惑した顔が、アルフィーの
高◯沢氏に似ていましたね

さて撮影であれほど物怖じせずにディレクターの指示に従ってた子が
何度も我々の座っている所へ帰ってきます、あのお兄さん(夕陽君)についてけっと
指示しますも、なかなか行きません、年頃の娘さんですのでちょっと年上のハンサムな
お兄さんにヒョコヒョコついて行きにくいものだと思います、笑 
まあこのお兄さんは会った時に話をしてこれはモノが違うと思いまして
それとめちゃくちゃナイスガイであります、安心して任せられるからっと
前回もあのお兄さんについて行けついてけと指示しました

その子の指導がスタンス周りの矯正になるかなっと思ったのですが、技術的な
ものだったので、これは予想外でした、計画通り9ヶ月で割って最初の三ヶ月は
スタンス、足腰のトレーニングだったのですが、端からも良くなってると見受け
られたようです

意外だったのはトライアルのクラス(1日で)で技術的な事をレクチャーしても
その子が身に付こう筈がないのに細かく修正してるのに、こちらは
興味深く観察いたします、それを知らない筈もないからです
最後はまあそうなるかなあ〜っと思いましたが

個人的には日本の演武の採点基準等を聞こうと思ったのですが、6時からのクラスが
ありますので最後挨拶だけして大急ぎで奈良へ戻りました

あれが表演の世界レベル、高い壁は見せたので、あとは本人がするかしないかですね
ニューヨークの陳師父のところも世界レベルかな、でも世界レベルの生徒は散ったけどねえ
生徒の愛ちゃんがまだいるから帰ってきたら呼ばないとあかんなあ〜

伝統武術なら福建省へ連れていかなとあかんでしょうねえ〜

気が抜けた風船

今週は撮影、それからワークショップ最終日、大阪武術隊見学と多岐に
わたりましたが

やはり撮影でしょうか、テンションあげて「アクション」と
カメラが回りますと、このアドレナリンが身体をかけめぐる感覚は
一種独特ですねえ、どんなに身体が痛くても全力以上に身体が回ります
疲れるというよりエネルギーを使い果たして、2.3日力が出ないそんな
感じでございます

とそうも云ってられませんで武術ワークショップ四回シリーズの最終日が
ございました、無料のクラスですので最終日には10人前後になるかなって
思ってましたが、半分以上残っておられました、体系的なこと技術的な事など
いいましたが、もっとも大切なのは「今、何をするか」っというのを明確に
判断して行動すること、そうすれば生活が向上しますよっと
武術は生きる技術であります

そうそう、生徒の方が大阪へ武術の棍を買いに行ったのですがね
棍を買う時に身長の10cm短いのがサイズと云われたそうです
ちょっと短いのではっと生徒が返したところ「この商売20年やってる」っと

ワタクシが師父から云われたのは立って手を真っすぐ伸ばして手首の位置が
棍のサイズでございます、技術的な話は割合にしますが、それで好みで
短くしたり長くしたりすれば良いと

仮にワタクシが店主であれば、今なされている武術は伝統武術ですか現代武術ですか
現代武術はここ10年ぐらいは短い棍のサイズが主流です、伝統武術は少々長めで
重くても大丈夫です、最初ですので長めにしておいてあとで切るように
すれば良いでしょうか、などのアドバイスが常識的でしょう、武術歴は存じませんが
20年やってこの程度でございます、棍の対打などではそんな短くては出来ません
経験ないのでしょう、苦言を云っているのではなく、粗末な知識に哀れんでおります
今度からはワタクシが直接中国へ買い付けに赴かなければなりませんねえ、苦笑

それから武術隊訪問です

つづく……


ニューヨークカンフーセンター英語版つづき

まずは英語に慣れる、これは武術でいいますとストレッチなどで身体を
ほぐす段階だととらえてよろしいかと思います

次に英語を聞いて理解する、基本動作のようなものでしょうか

それから英語を聞いて意思を伝える、これは実戦練習になりますでしょうか

英語の基礎固めは単語を覚えるでございますので、最初は単語帳を作って
暇なときに見るなどよろしいかと思います
“Hello”こんにちは “I think”私は思う などなど書き留めればよろしいかと
思います

それと意外に机で英語の勉強するよりも動きながらの方が英語の理解力が
早いのかもしれないと実感しましたが、これは引き続き丁寧に
観察していかないと思います


ニューヨークカンフーセンター英語版

夜7時からのクラスですが、今日は早めに新しいクラスの初日でございますが、豪雨です
奈良の富雄から四條畷までいつもは富雄川をあがっていくのですが、時間が
夕方5時でしたので渋滞してたら、困るので阪奈道路から163号線に向かうと
いうルートで赴きます、阪奈道路頂上から今度は山を下っていきます、山道をどんどこ
下っていきます、気がつけば清滝峠を下っておりました、何十年ぶりでございましょうか
当時はトンチンカンに改造した原付バイクでございました

今日はいつものカンフークラスの英語版でございます、全編英語で進めます
ワタクシだけでしたら力不足ですのでランという白人の生徒がアシスタントに
アシスタントと事前の打ち合わせでどこのポイントで英語を生徒らに喋らせるか
フリーディスカッションにするかトピックを決めてディスカッションにするか
など状況によって進めるとだけ決めておきます

「時間になりましたので、今から英語です〜」とだんまりを決める生徒の皆
なにやらおかしな雰囲気でございます、笑

クラスはストレッチから入ります、身体の箇所、それから口語でのイディオム
読み書きはできませんので、会話主体でございます、特にコミュニケーションに
力を入れていきます、まずは相手のどこを見て話をするか、諸外国の人に聞いては
いけないこととそれはなぜかということを話をします、要は宗教や習慣の違い
なのですが、相手を尊重しないといけませんっというのを伝えていけたらと

つづく…..

写真は生徒さんのブログから拝借しました


今週の懸垂

ワタクシにとってアメリカにあって日本にあまりないものと言えば
ほどよい高さの鉄棒でございます

最近はトレーニングアプリにハマっておりまして日めくりで
トレーニングメニューを組んでくれるものがございまして
Day5(五日目)のお題ですが、こちら

懸垂5回
足あげ腹筋10回
スクワット20回

10セット

とページをめくっりましたら、いきなりハードルがドキュンとあがったそんな
感じでございましたが、これをクリアーしなければ次のpageをめくれません

ちょうど良いことに今日教える大渕池公園には2メーターぐらいの高さの鉄棒が
ございます、武術クラスのある日はこのトレーニングアプリをさけていたのですが
ちょっと早めに来たので、一瞬迷いましたが、懸垂開始でございます
7セットを越えたあたりから肩の筋肉が痙攣してきます、肩の筋肉が音を上げるか
ワタクシの気持ちが萎えるかの勝負でございます、このときにふと生徒が来てないか
心配になりましたが、体育館先のベンチにリズムロックをで音を流していたので
気づくであろうとっということで続行でございます、疲労困憊ですが
ストレッチをして肩をほぐして、やり遂げます、今日はよく練習したと自画自賛で
体育館に戻ると女の子が武術の練習しておりました、ワタクシ大失態でございます
大変申し訳なかったですが、あと残り1時間半を特訓でございます

それから6時からの木津川体育館のクラスも率先して練習をいたします
身体がきつうございますが、こんな時は身体をもうひと叩きした方が
よろしいでしょう

さて筋トレアプリの次のノルマを覗きますと

スクワットジャンプ 40回
スーパーマン20回
懸垂10回

3セット

また懸垂あるがなっと、連続10回はだいぶきついな、苦笑


7月から

7月から大阪四條畷でニューヨークカンフーセンター英語版を新設します
授業は完全に英語になり講師は二人体制で英語担当はRann Levy(ラン)になります

7月13日の夜7時ぐらいから9時までトライアルクラスをもうけます
夏休みに入りましたら7月27日の金曜日からお昼2時ぐらいから4時まで
子供を対象にしたクラスを行います(7/27, 8/3, 8/10, 8/17, 8/24, 5回クラス)

夜はオープンクラスになります
場所は四條畷市 教育文化センター

8月に入りますと月曜日の夜にオープンクラスを行います
場所は四条畷図書館です


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ご報告

プッチーニ「トゥーランドット」
7/1に大阪府河内長野市ラブリーホールにてオペラ「トゥーランドット」の公演がございます
このトゥーランドットで武術の演武のシーンを振り付けいたしました

※SS席・B席 完売いたしておりますのでチケットは早い目に


ワークショップ in 学園前

日本に帰ってきてすぐに岡山で演武とワークショップの依頼が
ありましたが、そのときはワタクシはアシスタントで兄弟の
加世田師匠がメインでワークショップをしておりました
内容はカンフーということですが、武術のスタンスから
ボクササイズ(ボクシングの動き)など取り入れた、加世田風味に
仕上がっておりましたのをよく覚えております

今回は奈良市の生涯学習から4回コースのワークショップの
依頼がきました

「人数どれくらいで行けますかねえ〜」との問いに
「多ければ多いほどいいですねえ」っとそこは適当に答えます
体育館を使ってもせいぜい70人がキャパ一杯かなって逆算して
おりましたら、募集を50人かけますということでした、適量だと思います

当日は雨で無料講座でございますので、人数がだいぶ減るかな
って思いましたら、それほど減っておりませんでした
アメリカでしたらもっと減っていたでしょうね、総勢ですがウチの生徒を
含めてざっと60人ぐらいでしょうか

年齢層は年配の方が多いですが、若い層もポツポツと居られます
一時間半の持ち時間ですので、ザックリと基本、応用、型と
30分で区切る感じの予定で行います

最初のストレッチですが
これが受講者に取って一番ハードだったようです、日々の生活で
ストレッチなどしている人はあまり居ないものでございます
アシスタントで引き連れてきた子供らがパトロールして受講者を
手助けします、クラスでも行ってますのでそれの拡大版で
ございます、クラスでは「◯◯君をみたって〜」っと云ってますが
大きなワークショップなどでしたら、基本は奥からでございますも
最初ですので戸惑っております、アシスタントの子には友達や知り合いから
教えて行く様に諭します

基本動作に移りまして、北派のストレッチキックを行います
何度か説明してますように北派の動きは全身を大きく使いますので
運動をあまりしてない人にも採用して良いかと思います
身体を大きく伸ばすという観点からでございます

それからこの4回ワークショップで型を二つ用意いたしましたので
1.2回で最初の型を完成させて、身体も慣れたところで少々難しい型を
これは3.4回で終わらす予定ですが、みなさんすんなり出来ましたので
第二回に難しい方の型をするか考えておきましょう

好事魔多しとビールカップ

「お互いワイフには秘密ね♡」
前回千早赤坂村でのバレエの講師へ赴きまして、帰りの車中にて
イスラエルの荒鷲こと生徒がポツリと呟くのでございます
それは武術講師とアシスタントとの絆ではなく
ただの禿鷲(ハゲの白人)と禿鷹(ハゲの日本人)のおっさん二人組の
秘め事でございます

さて今回は二回目の練習でございます、先方からはダンサー達が
なかなか集まらないと云われておりましたが、おのずと
ステアリング握る腕もタクトを振る様に軽うございますが
信号が黄色から赤の右折可の矢印が出てますも勢いで突っ込みますと
「うぅ〜」四条畷ポリスでございます、「ちょっと、それは赤やわ〜」
とおまわりんに苦い顔で云われまして、その通りでございます
っと9000円罰金であります、今月で警備の仕事を辞めて武術一本
なのですが、これで飲み行きましょうっと云うのが、トライアルで
「麦一気」をあおるに変更になりました、苦笑
それもザッツライフでございます

今回は千早赤坂村に間違えず、すんなり到着いたします
時間を少々つぶしてバレエスタジオに赴きます、っと玄関先で
「それでは先生行ってまいります」と踊り子(白鳥)が去っていきます
「今からあの子は、子供達にレッスンですの」っとバレエの先生がおっしゃいます

切符を切られてから何となく、悪い予感がしていたのですが
好事魔多しでございます、悪い予感というのは得てして当たるものでございます
広いスタジオでワタクシと生徒(ハゲのおっさん二人)が佇みます
5人の白鳥たちのいないバレエスタジオにおっさん二人っきりでございます
悲壮感を通りこして、滑稽模様でございますも、バレエの先生が
動きを撮らせて下さいとのことでワタクシ全力で伝統の自然門
現代武術の白猿拳、鷹爪拳、南拳と脂汗を流しながら、演武をいたします
こんな感じで飛んで下さいと、説明いたします、メンタルが弱っていても
弱みは見せてはいけないのです、ポーカーファイスでございます
アシスタントの生徒は若干気落ちした顔をしておりましたが、武術で
実戦練習も入っております、痛くても辛くても絶対に相手に悟られては
ならない、っと口酸っぱく云っているのがこの場で発揮出来ていたようです

創美バレエの先生でございますが、毎回もワタクシ共に手土産を渡して
くれます、本当に恐縮しっぱなしでございます、嫁からは父の日の
贈り物をもらいませんでしたが、まさかグラスのビールカップを
(父の日と書いた紙付き)いただくなんて、「麦一気」の件を
見透かされたのでしょうかさすが講師歴30年の大先生でございます
ワタクシなどより、一枚も二枚も上手でございます

「今日は誰も居なかったね」
っとイスラエル人の生徒がポツリと呟いて、ゆっくり家路へ向いました

それぞれの目標とモチベーション

長らく武術クラスをしております、最初は訳もわからずただ技術を
教えておりました、酔拳とか蟷螂拳とか技術系です
まあそれはニューヨークという特殊な土地柄需要がございましたが
日本に帰ってきてからはやはり健康になりたいというのが
一般的でございますので、教える側は「武術が上手くなったらそれでよし」
で希望は「武術で健康になってよりよい生活を送ってくれたら」っと
願うのでありますが、生徒らの要望は十人十色でございます

多くの子供の武術の目的は「褒めてほしい」であります
これは親かワタクシが上手になったと褒めて、それによってもっと
褒めてほしいので練習をしようというものであります
逆に練習しないから上手くならないだから褒めてもらえないから
練習しないと負の連鎖に陥る子もいます、まるで蓮沼文三の
心変わればの逆バーションでございますね

先日とあるところで武術クラスをしますとたまたま横で空手クラスで
ございました、「気合い」「気合い」とハイテンションで
クラスを行っております、まあ隣が同じ武術系ならテンションも
あがるというものですが、ワタクシ「◯◯ちゃんストレッチして〜」っと
素知らぬ顔で生徒にストレッチを任せたまま身体が
痛いのでウンウンと唸ってストレッチを行っておりました
練習も終わって、さて帰ろうかと思いましたら、空手の先生
「いやあ〜、良いクラスですね」とおべっかを云ってくるではないですか
「ところで先生、やる気のない子供にはどう教えてらっしゃるのですか」と
少々強面の空手のおっちゃんにたずねられますも、そんな方法があったら
ワタクシも聞きたいのですよ、っとやんわり本音をいいます、指導者は
やはり如何に生徒のやる気を引き出すかというのが課題でございます

ですが稀に子供でも目標を持った子がおりまして、次の大会で勝ちたいと
この冬に大会に出場しまして大阪でございました、大阪は日本屈指の武術どころで
ございます、世界選手権へ選手も輩出しております、前の大会で機会が
あったら生徒らに模範演武する兄ちゃんやおねえちゃんにどれくらい練習
するか聞きなさいと云っておきまして、答えは「週7日、いや6日」と
当然週7日でございます、ですので大会に参加したいと勝ちたいでは
全く別物なのでございます、チョモランマに登りたいと云うのは誰でも云えますが
計画をたてて登るのは別物でございます、ちょっとやそっとでも無理なのを
一応説明します

大◯武術隊
月、火、水、木、金、土、日
◯、◯、◯、◯、◯、◎、X

我々
月、火、水、木、金、土、日
X、X、X、 ◎、X、 ◎、◯

◯ 練習(2時間ぐらい)
X なし
◎ 二回練習

武術隊、週6日で土曜日二回練習で週14時間
我々、週3日で木曜日がお昼なので実質4回で週8時間

1ヶ月4週X6時間差で24時間差
9ヶ月で216時間差の差がひらきます(9ヶ月後に大会)

小学生でも足し算が出来たらわかるとこです、意外と
大人の方がわかってないかもしれません、笑
タカシ師父ならっとお願いされてもそれは無理でございます、笑

さて勝つ為にどうするか、向こうより練習するだけなのですが
週一回ぐらいの子では9ヶ月あればエントリーレベルには
持っていけますが、勝つレベルは無理でございます

ですので二回黒板に説明して、むっちゃくちゃしんどいよっと
小学生の高学年の子ですが、説明して2週間時間あげるから考えてきて
と云ったら、「やる」とのことですので簡単にスケジュールをいいますと

朝5時に起きて2時間練習(毎日)
武術クラスは木曜日の昼も来たりしてますので週5回ですが、笑
内容は死ぬほどキツくなります、これでクラスがない日は
学校から帰って2時間ぐらい練習してもらいます

なので大会に出場して勝ちたいという子には上記の
説明をしてあげないといけません、クラスは万全な体調で
最低週4回来ていただけたらと思います、朝練毎日5時からね♡

これで五分五分かな