昔、一緒にトレーニングしていた兄弟とたまたま会って
じゃあ一緒に練習しようということで練習していました。
「この型は台湾のマスターから直接教えてもらった特別な型や」
っといいます、兄弟を信じないわけでもないのですが
多くの武術家は皆、自分の型を特別な型といいますので
「へえ〜そうなんやあ〜」とある程度聞き流しておりました。
一緒に練習して月日が経ち若かりし時の写真があるから
載ってるからとサイトを見ます。
「いやあ〜、当時はやせてるなあ〜」
とクスクス笑いながらサイトを見ておりました、問題の写真が出てくるまでは
真ん中にいる人ですが、そうです。「劉雲樵師博」であります。
八極拳士は星の数だけいるでしょうが、劉雲樵師博から直接手ほどきを
受けた人間はどれほどいるでしょうか。
右側に直立不動でいるこの人がペドロでありますが、ベネゼエラの
特殊部隊の出身であります、はさんで左の方がペドロの直接の師博であり
そういえば漫画「拳児」の中で今から南米の軍隊に教えに行くと
拳児の師博が云っているではありませんか、奇妙なほど符号します。
そのことをペドロに聞きますと僕の師博、スパニッシュ喋れなかったから
でも実践はメチャクチャ強いよって、それもその筈です。
それから台湾に数年居て「劉雲樵師博から八極拳を教えてもらったよ」
っとあっさり答えます。無知は罪であります、八極拳の金字塔
劉雲樵師博直々の弟子がこんな近くにいたとは、早速次いつ練習すると
電話を入れたのは云うまでもありません。
ニューヨークの武術界は狭もうございます。