暑い最中に良い案件があると、留学生から聞かされます。「奈良県在住外国人コミュニティ活動支援補助金」このような補助金制度を数回挑戦したことあるので、その性質を十分熟知しております。要するにめちゃくちゃ面倒くさいので、良い案件かは微妙でございます。それでもまあ1回やってみよかということで、事業目標、スケジュール、収支内訳記載して出願しましたら、県の方から「ここが記載漏れだ」「ここは補助金が出ない」「文字の段落を合わせろ」とダメ出しの嵐で、もうええわとケツを割ったろかと思いますも最後までいたします。正式な書類を送るということで、書類がなかなか来ないので、やれやれ無事落ちたかと安心してましたら、PDFで決定の通知が送ってこられていました。総額77万円、補助金65万のイベントが開催決定、覚悟を決める瞬間でありました。さて何をするかといいますと来年の3月15日に「武術・文化フェスタ」という開催しまして、地域の方、外国の方を交流をメインで、出演する地域の高校生や奈良先端科学技術大学院大学のグループなど決定しております。県の方に再度問い合わせをしますと、補助金は最後に領収書と共に提出して審査が通れば下りる、とのこと。不安でいっぱいで当面は自腹でございます。ウチの子が「父ちゃん、iphone買って」と言っております。「父ちゃん、来月五木の模試で5000円」と気軽に聞いてきます。これは腹を据えてかからないけません。
BBQ daysと四十九日
モスリム学生たちも来るということで、ハラール食品を探します。豚がダメなのでゼラチン、ラードもアウトでございます。牛肉カルビは肉屋に行って確認をします。鶏肉も海外からの物はハラールマークが付いているのでオッケーでございますが、日本の鶏肉はマーク付いていないのでダメです。おそらく豚肉を加工したナイフ等で使用する場合があるので、ダメなのではないでしょうか。そんなことを気にして買い物をしたことがなかったので勉強になりました。BBQは子供から大人多くの人が来てくれて楽しい時間でした。
翌29日は亡くなった生徒の方の四十九日で山の念仏寺に赴きました。前日の華やかさから一転して、お坊さんの念仏が胸に響きます。生前クラスを良く受けてくれまして、武術フェスタ等では世話役を買ってもらってとてもありがたかったです。横浜の方で奈良に一人で移られ、名前が希路奈さんと言う方で「奈良は希望の路」とおっしゃっていたそうです。出会いがあれば別れがあります。
師父、市長が来てます、来てます。
4年前コロナ禍になる直前に生駒武術フェスタを開催した時に近藤さんに役員を買って出てもらってフェスタでは受付をしてくれました。その時慌てた様子で「師父、市長が来てます、来てます」と段取りしているところにやって来られて、言うの忘れたといいますと、ずっこけてましたか、笑
先日亡くなったと連絡を受けて、以前近藤さんからもらった手紙を読み返しますと東京の母親が病気で何度も東京奈良を往復して、その後亡くなり、葬儀等でバタバタしてコロナのこともあって早く奈良に戻りたいと綴っていました。クラスも時々来てもらっていて、寂しい限りです。横浜出身っておっしゃってたけど、身寄りがないので遺骨は市が保管するとのことで線香も上げにいけないです。
本を出版するとき志をいただき、私(近藤さん)英語科出てるので翻訳手伝いますよと言ってくれてました。ある日クラスで近藤さん歌手は誰が好きなんですかと聞きましたら、ホイットニーヒューストンと言ってましたけえ、I will always love you を聞きながら今宵は献杯
換勁
日本に帰国してホームセンターで購入した3節のバーベルシャフトのジョイントがいよいよバカになってしまいました。10年以上冬場の筋トレに愛用していましたが、トレーニング中に抜ける恐れがあるので処分でございます。新たにシャフトを探さないといけませんが、とりあえずは懸垂でしのぎましょうか。残念なのは40キロウエイトを日々スクワット50回ほどこなし、2ヶ月ほどでようやく呼吸、踵への力配分がわかってきて、次は重さを足すか回数を増やすかと楽しみにしていたのが心残りですが、今年はリング練習を早めに行いしょう。同様に走るトレーニングから今年は泳ぐトレーニングも入れようと水中眼鏡とキャップを新調しましたら、近所の温水プールのボイラーが壊れて春まで休館になりました。
自然門では通常同じトレーニング長くせずに季節によって変えます。それは身体が慣れて、筋肉痛が起こらないようになるからです。例えば、普段トレーニングしてない人が山に登ったりする後日筋肉痛が生じますが、これを自然門では換勁といいます。身体に新しい勁(筋)が通るという意味で新たに通った勁は筋肉痛引き起こすと考えます。福建省で武者修行をしていたとき、1ヶ月ぐらい過ぎたでしょうか、ようやく身体が慣れてきたと思ってたら、ある日の練習はアヒル歩きで山に登る練功を2時間ぐらいしまして、終わったときは全身が痺れるぐらい痛かったのを思い出しますが、後から身体が慣れてきたタイミングを計って換勁させてより強い身体を作るという門派の考えがあるのを知りましたが、当時は苦痛この上なかったです。
さて、時々どんなトレーニングをするのか聞かれますので参考までにだいたいの目安を提示しますと
春: アイロンリング、槍、柔功、軽功
https://www.youtube.com/watch?v=1GBB17Bvn7U&list=PL4ZTfr2ky773hQ-6L1DTSzyeCH8RoIDJf
夏: 金剛功、柔功、アイロンリング
https://www.youtube.com/watch?v=IBTEf21wKEU&list=PL4ZTfr2ky773hQ-6L1DTSzyeCH8RoIDJf&index=2
秋: アイロンリング、気功(走る)、柔功
冬: 金剛功、歩禅、気功(走る)
トレーニングの前後は硬功(排子功、鉄球)で身体でほぐします。
再会、再会、再会
この夏アメリカから来た友人、元生徒ら、3組目になりました。円安ドル高でございますね。今ドルを持っていれば思いますも、帰ってすぐに換金してドルはもうございません。さてカオリちゃん一家でございます。ニューヨークで教えた生徒になりますが、一生懸命していたのが印象的で舞台も一緒に出演(忍者役)いたしました。あの頃の指導法を思い出すと恥ずかしく思うばかりです。元気にお兄ちゃんと妹ととても楽しく練習できて感無量でございます。練習あとに宝山寺に寄ってラッキーガーデンに行ってみんな喜んでとてもよかったです。
一粒一粒がチップになって
月に数回、外国人観光客相手のガイド仕事をしております。今回はアシスタントに6年前に八卦掌を教えた小町が来てくれました。すっかり大学生で英語の勉強がしたいとのこと。日本で外国人からチップをもらえる仕事はおそらく観光ガイドぐらいでしょう。最初小町にバイトしたことがあるかと聞きますと、「ある」そしてチップをもらったことがあるかと聞きますと「ない」それでもバイトは接客関連で吉でありです。
さてチップのもらい方の方法論はもちろんありませんが、ワタクシの体験談を一つ紹介しました。20年以上前アメリカで◯猫ヤマトの引っ越しで働いていたときです。お客の前で大汗をかいて荷物なり運んでいたワタクシに、お客がいないタイミングを見計らって同僚(仮名)ボディービルダーの須藤親分から真顔で
「タカシちゃん、客の前で汗を拭いちゃ、だめだよ、飛ばさないと、その一粒一粒がチップになって返ってくるのだから」なるほどこれは真理だと思った次第です。要は一生懸命をどのように表現するか。これが日本の接客業とチップのある接客業の違いでございます。
この日はオーストラリア人1名という悪条件でございましたが、それでも小町はチップをもらっておりました。ワタクシの教えなどより彼女の眩い笑顔に勝るものはなしで、1日でワタクシのガイド力を超えて行った暑い日の独立記念日でございました。
名古屋、花垣武学研究会
名古屋にて、光岡さんが代表をされている花垣武学研究会の練習に参加させてもらいました。お昼はひさしぶりの中国の中華を堪能しまして、熱田神宮名物の団子を買って帰りました。八卦掌の手ほどを受けましていろいろ参考にする点があり大変勉強になりました。
Happy father’s day
先日マルシェに出店するのに宣伝でポップな絵が必要なことから、毎日絵を描いているうちの子に何かポップな絵を描いてと頼んだら、苦い顔をして沈黙しました。「もうお前には頼まん」っと喉まで出た時に「もうお前には頼まん」っと10年ぐらい前に父親に言われたのを思い出しました。趣味らしい趣味がなかった父親は唯一運転するのが好きでした。父親が私にちょっと車を貸してくれっと言って、事故したらあかんからあかんと無下に断りました。マニュアル車をちょっと運転したかったろうと思います。そのあとは癌でやせ細って運転はできなくなりました。いつか謝らなああかんなあと思ってましたが、来週は命日で墓掃除のついでに、こんなことがあったでと父親に話さなあかんな。
ケイちゃん イン ダ ハウス
諏訪から奈良マラソンに四年ぶりにケイちゃんの奥さんノリちゃんが参加でした。
家に来てお好み焼き食べて、ちょうどウチの子の誕生日でめでたいめでたい一日でした。病み上がりの私は皆と話をして酒を飲んだら一気に元気になりました。
東京にて
コラボ依頼にて格闘三冠王の鈴木さんとお会いしました。素晴らしいお人柄ですっかりファンになりました。マススパーもやらしてもらって勉強をさせていただきました。ありがとうございました。これからのご活躍を期待しています。
マネージャーの方と雑談してたら、Will Smithの話題になり、どう思いますか聞かれました。アメリカ人は家族愛を重んじるところがあるけど、思ったほど賛同を得られませんでしたね。ある意味家族を守るような行為でも暴力では容認できなくなってますねえ。など言っておりましたら、ちょっと人にあってもらえませんかということで、周来友さんとそれらの話をしました。晩御飯もご馳走になりまして、バイタリティーのある周さんにすっかり魅了されました。