96歳 1922年

金曜日の朝に96才の祖母が亡くなりました
本日納骨を終えました。

最後の5年ぐらいはボケてしまいまして、もう誰か判断が
つかなくなっておりましたが、10年ぐらい前に中国へ武者修行へ
行く時に「あんたは支那へ行くのか」と言われました
1922年生まれですから1942年時は20才ですか
太平洋戦争のど真ん中での成人式、感慨深いというか
そんな式典などなかったのではないでしょうか

「最近の若者は…」とかく言う知ったかぶりの年配者が
いますが、ワタクシはいつも我々の世代より今の若者も方が数倍
優れていると断言します、「最近は子供の自主性がない」と発言する
輩がいますが、貴様の世代よりも数倍素晴らしいと
なぜこういうかというかと言いますと、これは自分の事は棚に上げており
実際は若さへの単なる嫉妬に他ならないからです。

太平洋戦争が近年の日本でもっとも激動の時代でありましょうか
日本の礎を築いた世代であり、やはりこの世代の人々には
特別な尊敬の念を抱かざる得ません。

本日も奈良先端大学院で明日母国へ帰国する生徒がいます
出会いがあれば別れがございます、わかっているけど
寂しいもので、人間は感情の生き物だという表れですね。

96歳 1922年」への2件のフィードバック

  1. 横山 計

    ご冥福をお祈りいたします。
    たかしさん、うちの祖母も、今では
    誰かわからなくなってしまっていますが、
    昔は、怖いぐらいの祖母でした。
    今では、可愛いおばあちゃんになっていますよ

    また、そちらに、行きたいです

    返信
  2. sushi 投稿作成者

    こちらもまた会いに行きますよ、何事も元気になうちにやっておかないと

    返信

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