これまた、ご無沙汰の先生の日でございます、ひとえに生徒らの
成長日記と云って過言でない、「先生の日」を書かないとという
ことはすこぶるいけませんです。
金曜の夕方ですが、日が沈むのがおよそ4時半頃と冬本番ですが
今年のニューヨークはそれほど寒くないです。
基本練習は長拳の技が基本でございますが、南拳をがっちり練習
してきた生徒はなかなか抜けません、頭の切り替え同様身体の切り替えも
難しいのでございます、現代武術の基本練功は長拳ですが
いつか基本練功の南拳をしたらおもしろいかもしれません。
軽めにコンビネーションを施し、ジャンプ技へ移行して基本練習を
締めます、冬場での飛び技にて怪我をすればダメージが大きいので
見ている側も気を抜けませんな。
個人練習
長拳、最初の連続ジャンプまで入りましたか、動きはだいたいよろしい
でしょう、基本練習をもっとするようにすれば良いでしょうか。
来週は日本に帰るっていうてましたかな、「成人式で帰ります」って
云ってましたな。
長拳、一通り終りまして、前半の通しです、なかなか我流が抜けませんな
大きい動作と小さい動作の違いが難しいでしょうか、スタミナは良しで
あとは身体の使い方を効率よく動かすようにすれば良いでしょうか。
長拳、最後のバタフライまできまして、来週で長拳が終りますね。
以前は新長拳をしていたので、ひっかかる箇所もなくスムーズに
きているでしょう、目線、肩の落ち着きなど良くなっております。
スタミナ的にも申し分ないですな、あとは柔らかい動作をより
柔らかく、速い動作をより速くここらへんを心がけると良いでしょう。
形意拳、およそ型の半分ぐらいまできましたでしょうか、まだ
身体の感じが長拳ですな、さきほど云いました
「頭の切り替え同様、身体の切り替え」これは云うは易しなのです
これは練習を繰り返ししないとなかなかものにできませんです。
表演の武術にあっては動きの無駄をなくす、これが本質なのです。
特に長拳などはその傾向が強いと思われます。
翻って、伝統武術、特に自分が習った少林六合自然門は
如何に相手を早く倒すか、これを目標において練習をしますので
練習の質が変わるのです、云うならば自己との戦いです。
っと話が脱線しましたが、形意拳は表演というより伝統武術の
実戦方に重きを置いてますので、拳の向こう側に相手思い浮かべて
練習したら良いでしょう。
蟷螂拳、オープニングですが、なかなかむずかしい様です
身体の稼動する箇所が増えるということが、ネックになってる
ようですが、動物の型でもこの蟷螂拳は全身の関節をスムーズに
動かすことによってこの拳が成立しますので、長拳等を練習して
きた生徒には時間がかかるものでありますが、「万里の道も一歩から」
ですな。
白猿拳、通します、これで4週ぐらい通してますかね、まだ背中の
筋肉が固いでしょうか、数カ所ちょっと忘れる箇所があるので
ここを重点的におしえます、動きの途中で「あ、次なにかな」っと
いう顔がなくなったらこの拳が完成するでしょう。