極真空手

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「会場」

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「マサヤ、ええ顔してるわ、戦う男の顔やな、俺の二日酔いの顔と大違いや」

奈良ドリームランドの前を通ります、廃墟の遊園地であります。
80年代のバブル期の面影を知ってるだけに
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」は音感な
感じですのでここは「夏草や強者どもが夢のあと」っと
いった感じであります。

鴻池競技場の会場に到着したのは2時半をまわっていたでしょうか
負けてたらさっさと帰って昼寝しよっと思って
おりましたが、そうは云ってられません。
さて試合です、準決勝、優勝候補と呼び声高い子との一戦であります。
中学生の部ですが、この辺りまできますと、ふつうの大人は絶対に
かないませんな、相手への侵入スピードはほぼ互角、間合いの牽制から
極真空手特有の腹へのショートブローの連打、連打、連打
下がって、また連打、互角であります、マサヤやりよる。
1ラウンド目優勢に進めて、最後の所で捕まえきれず残念、横で

知人のおっさんが「あれや、いつもあっこで根性あらへん、行かんかあ〜」
まあ本人らは必死なんやから、っとなだめます。

結局判定になりまして、二回顔面に入ったので結果判定勝ちで
決勝に進みます。

決勝

優勝候補を倒しての決勝であります、スタミナが落ちてないのが
素晴らしい適度な緊張で動きは準決勝より良いようです。
フットワークを使って間合いを計ります、ローキックから
一気に懐に飛び込んでショートを繋いでローキック互いに譲らず
離れて間合いをみてもう一度飛び込むと云ったぐらいで
再延長の末、両者譲らず、体重判定で惜しくもやぶれさりましたが
ナイスファイトでありました、やりよります。
ワタクシも勉強しないといけませんが、その前に明日の仕事に
備えて休まないと体調は芳しくありません、当たり前やな。

っと長い長い3連休は終わったのでした。

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