2006年全米中国武術大会の総括3

3試合目「棍」
ここから後半戦で、武器での演武になります、得意な武器は「棍」と「青龍刀」
で現代武術を長いことしている人間で長拳派で身体がそんなに
柔らかくない人はこのコースになります、云うならばお決まりコースなのです、笑
「槍」「ストレートソード」は女性が多いですな。

武器の演武ですが、前もいいましたが、主役は「武器」でしてその武器を如何に
使いこなすかっというのが主題で、もちろんスタンス、目線、肩、呼吸なども
重要な要素ですがね。昨年のべガス大会でも出場した「棍」の演武で今年も勝負で
武器演武は技術が重要でして、その武器の特性を利用して身体に力を加えます。
と同時に体力の温存をはかります、と我ながら老獪になってきましたな、笑
あと重要事項としまして「リズム」この動きのリズムがずれると武器を
落としたりします。失敗するときは見てたらわかりますよ、新体操や
チアリーディングとかバトンを放す瞬間その手前の動作がスムーズに行われ
ないと落としますなあ、これはなんでも同じで、生徒らにはよく云う
「動きの質」ってやつです。よく「動きが固い」って云って指導する人間が
いますが、「なぜ固いか」ここのところを明確に教えないと生徒らは成長しない
ですな、それは「動きの質」に帰するんで、ここのところを理解してないと
武術の先生としてはいけないでしょう。

4試合目「斬馬刀」
体力の温存をはかりますと云いつつ、膝は半笑いで左ふくらはぎはバタフライの
時に力を入れすぎたかで、軽くツッてますな、4試合前に治療に来ていた
中国整体師に身体をもみほぐしてもらいますが、まあ付け焼き刃で試合です。
密かに練習を積んだ斬馬刀を持ってのツイストもこの状態では無理やなっと
決死の覚悟でするつもりでしたが、まあしょうがないです。
前半は「斬馬刀」をスムーズに扱いますも後半はジャンプして「斬馬刀」を
振りますも、完全に身体は振られてますな、まあこれでは勝てませんな。

という感じでの4試合でした。

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