武術兄弟その後、その2

ローリー

2005年の全米ラスベガス大会にてストレッチをしてますと
“What’s up, my men”
人懐っこい顔が微笑みます。ひさしぶりやなあ〜、っと
2000年前後に一緒に現代武術をトレーニングした仲であります。
実力は全米屈指であります、彼を知るワタクシ、どのカテゴリーに
出るかで自分の順位に大きくかかわってきますが、シルクドソレイユの
役者としてべガス駐在で大会を見にきたら、タカシが居ったとのことです。

4、5年前wushuはお金にならないわあ〜、っと云っていましたが
今では四駆の大きい車にキンキラのジュエリー、ダイヤのピアスっと
出で立ちは成金であります。

シルクドソレイユの舞台一回で$500(およそ5万円)もらえるからっと
週2回づつ出ても月$4000やなあ〜、っと人の給料の計算はワタクシ
たけております、何のフォームで出場するのやっと蟷螂拳やけど
どかなあ〜、なんて云ってましたが、何とか勝ちまして、それは
それでうれしかったですが、シルクドソレイユに入れてくれへんかなあ〜
っと「それは無理やろ」っと返す刀で斬られたべガス大会でありました。


「地弾拳」


「現代武術全米3位のアクロバットであります、ものが違いますな」

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