今週の日曜日4月1日から静坐を行います。
自然門武術(少林寺経由の北派)門派はこの静坐、瞑想があります。
先代、万籟声師父の著書の中にも詳しく説明があります。
禅宗の創始者の逹磨が528年頃に禅宗を嵩山少林寺で開いており
それが1200年頃日本に入ってきましたが、そもそも武術と禅は一つの
ものだったのが日本に来た時にはバラバラで入って来たようです
後年、沢庵和尚などが「剣禅一致」ととなえているのが証拠に
剣と禅と違うのもを合わせるということ、武術と禅の発生は同じ所だったのを
知らなかったのでしょう、日本の禅が世界の先端だと聞いておりましたが
坐禅をお寺に組みにいきましたら、身体の使い方など全く説明の
ないまま坐禅をいたしました、たぶん和尚も知らないのだろうと理解しました
また「現代坐禅講義」の中に「背筋を伸ばして」坐禅をしていたとあり
体系的な技術が残念ながら完全に分離してしまったのでしょう
坐禅は調身からですが、これがわからなければただただ苦痛なだけに
なります、武術の用法と同様に内面の話は後からで、まずは呼吸をする時の
身体の使い方から説明できればと思います。
*嵩山少林寺(北派武術の総本山)