羊を皮をかぶった狼

「腕力あってネットに情報出てて工具あったら何でも出来るがな」
っとこれが歯切れのいい関東弁でしたら、いなせなのでしょうが、笑

っとたかが車のプラグ交換でございますが、成り行きを懐古的に
見ている嫁にタンカを切ります

7万5000キロぐらい走っております、だぶん今まで一度も
プラグを交換していないと思われる、愛車(プレオ)でございます
ネットなどでは焼けて固くて回らなくて往生したなど載って
おりましたが、伊達に毎日懸垂をしておりません、「カチ、カッチ」と
焼けたプラグが回っていきます、コードの部分も固くて血まみれに
なったとありましたが、何の事があろう、腰を落として腕に力を
込めればなんなく抜けていきます、単なる筋肉自慢の記事に
なりそうでございますが、そうは問屋が下ろしません

「何や、作業えらい簡単やな、さてエンジンかけるかな」

「キュルルルル〜、キュルルルル〜、キュルルルル〜」

かかりません、泣

あらバッテリーあがってしもうたのかな
ちゃんと接地してないのかなっともう一回見直しいたします
先ほどえらい啖呵切ったのにどうしようかな、っと
まあ二三日車乗れなくてもええか、など思っておりまして

プレオは軽自動車には珍しくエンジンが4発でございまして
プラグコードを単純に順番通りに差していくのではないの
違うかなって思って、もう一度、検索をかけましたら
正解でございました、互い違いにプラグを差し込めば
エンジンがかかりました

ネットではプラグを交換したら、燃費が良くなった
加速がよくなったっと載っておりましたが、皆大げさやな
っと思っておりましたが、その通りでございました
まるでポルシェに乗っているかのような加速力でございます
これで四條畷の163号線清滝の坂もスムーズに上がっていくのでは
ないでしょうか

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