自然門は殺しの調べ (SiLiBu)

現代武術から伝統武術(自然門)の練習に移行したときに
戸惑ったのが、まずスタンスでSiLiBu(六四立ち)であります
なぜなら現代武術にはないからです。練習の当初この
スタンスに関してもっと低く低くと檄が飛んできました。

xi

ラウンド2

ミックスマーシャルアーツのロッシ対 自然門Xing way
Xing wayは自然門の武術以外はしたことがありません
ワタクシやルディのようにキックボクシング、空手など
の混じりっけはありません、純粋の自然門であります。

まず驚嘆するのがスタンスの低さです、(写真左のオレンジ)
この写真の低さで前後左右に移動していきます、上体はShenfaで
死角を殺します、対戦相手のロッシは非常にやりにくそうで
あります、相手が開かないのです、Shefaでパンチを流して
相手に一直線に向かってローキック打てば、またスタンスを
固めて相手の隙をうかがいます、ロッシがミドルキックを打ち込めば
キックに向かっていき、掴んで投げを入れます、当然自然門では
ミドルキックの処理の用法が伝わっております、きっちり
投げられ、あまり攻撃の出来ないまま、ラウンド終了でありました。

スタンスのトレーニングは脚力の強化と同時に戦闘で死角を消し
身を守るという大変良い事例を目撃した、スタンストレーニングの
概念を一新させられるラウンドでした。

自然門は殺しの調べ (SiLiBu)」への5件のフィードバック

  1. 勝見

    こんにちは、自然門を検索していたこのサイトにあたりました。
    この波馬立ちは、剛柔流のせーパイの型にある立ち方と同じです。この自然門から沖縄に伝わったのでしょうか?
    質問ばかりで申し訳ありませんが、千葉県に中国の方で自然門の達人がいらっしゃると聞きました。もしお分かりでしたら、情報お願い申し上げます。

    返信
    1. sushi

      「この波馬立ちは、剛柔流のせーパイの型にある立ち方と同じです。」
      武術兄弟のrudyは剛柔流空手を自然門武術をする前に10年鍛錬して黒帯2段ですが
      そんな話をしたことがありません、ですのでありません
      http://nyyg.com/mt/?p=3223

      関東の方に居られるらしいですが、知りません

      返信
  2. ドクトル

    千葉にいる自然門の先生は謝炳鑑先生といい、万籟声先生の高弟です。日本語が上手で、とても穏やかな先生ですが、技のレベルはもの申し分ありません。間違いないです。太気拳の岩間統正先生(7段教士)の友人でもあり、最近再び教えるのをはじめたという話です。以下、謝先生のホームページです。
    http://rakushinginza.jp/68192/
    また、こちらは謝先生のビデオです。
    http://www.amazon.co.jp/%E5%8D%97%E6%B4%BE%E5%B0%91%E6%9E%97%E6%8B%B3-DVD-%E8%AC%9D%E7%82%B3%E9%91%91%E8%80%81%E5%B8%AB/dp/B00KNPCHSK

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  3. sushi

    本当の自然門の人は少ないですね、南派少林寺や南拳ベースの人が多いです
    太気拳はベルトシステムがあるのですね

    返信
  4. ドクトル

    純粋な自然門は、またちょっと違うのですね。自然門は、少林拳(南)の流れだと勝手に思っていました。太気拳のfounderは日本人の澤井健一先生で、もともと剣道柔道居合の高段者なので、その流れで称号・段位を用いたのだと推測します。最近、高名な中国人武術家でも、中国武術で段位を用いている方、結構いますね。

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