用意はしてきたとロッシがすね当て、グローブを出します。
ルディが一言「俺らは道具を付けない」っということで
実践さながらの素手での戦闘練習が行われます、双方とも拳は固めず
オープンハンドでの戦いが開始されます。
ラウンド1
ミックスマーシャルアーツのロッシ対 自然門ルディ
八卦掌も多少学んだと云っていたロッシですが、そんなもの
全く出てきません、空手ベースの固い動きであります。
対してルディですが、自然門のファイティングスタンスから
*「波馬立ち」で相手の間合いをはかります、軽い牽制からの
コンビネーション戦い方は意外や猪突猛進であります
この辺剛柔流空手10年の経験からでしょうか。
低い姿勢から相手の懐に飛び込んでいきます、拳から肘は
10年以上*パイタゴン、アイロンリングで鍛えております。
時々、八歩釣の型でワタクシと対峙したらその腕の固さに打たれた
瞬間に星が見えるぐらいであります。ロッシは素手での攻撃の練習を
あまりしていないようで、不慣れな戦い方をしております、中途半端な
動きでありますが、そこは道場破りノースキャロライナから
10時間運転して来て、休む間もなくアップして戦っている
ロッシのスタミナと情熱には多いに感心します。双方ハイキックは
出ません、ルディ素早いミドルキックから1.2.3のコンビネーション
ロッシが掴みにかかったところへ正確な膝の金的にて、ロッシ悶絶
* 騎馬立ち、中国武術ほぼ全般で習う一般的な立ち方
* 波馬立ち、自然門独特の歩行
*パイタゴン、竹の束でバンバン叩く