デスコでフィーバーその2

小雨の中ゆっくり走って心斎橋までおよそ50分で到着します。
約束の時間は夜中の12時ですので、まだ30分以上あります
こういった仕事の約束時間はあまり早く行き過ぎても先方に
失礼でございますので、時間キッカリもしくわ1分前ぐらいに行く
ようにしております、さて目的地の横のビルの下で液晶画面でテレビを
眺めておりましたら

2週間前にさかのぼりまして生徒で友人がラーメン店
オープンしてその帰りの電車で開店祝いの花をもらい抱えて友人と電車に乗って
おりましたら、黒人の兄ちゃんが日本語で「良い匂い〜」と云ってくるでは
ありませんか良い匂いやろっと英語で話かけると、その兄ちゃんも英語で
切り返してくるとは思っていなかったらしいのですが、立ち話をします。
フロリダオーランドから来てて、アーミーに9年いて今は留学していて
名前はMACと云って別れました、っとそのMACがワタクシの前を通りかかります。

世の中狭いなあ〜って話をします。今から俺はBouncer(用心棒)の面接に
行くところと話し、MACは家に帰るとのことです。こんな見知らぬ町で
知り合いに会うなど幸先ええなあ〜、なんて思ってそのディスコの受付に
ビルの入り口に赴きます。

名前を告げたらいいだけということですが、どうやら伝わっておりません。
万事説明して11階のフロアーにエレベーターで登ります、クラブで
あります、ワタクシが若かれし時は祇園のマハラジャでございました。
ジュリアナのちょっと前ね、当時が思い出されます、さてここでも
どうやら話は伝わっていないようでして、Bouncerの面接で来た
っと云ってようやく理解してもらえます、とりあえずVIPルームで
責任者が来るのを待っておいて下さいとのこと、で待ちます………

ズンチャ、ズンチャとものすごい音響でございます、*ハクイチャンネーが
入ってきますも、坊主で柄だのゴツいワタクシをみて、「キャ」と
云ってドアを閉めます、今度はヒップホップの装いをした小柄な兄ちゃんが
入ってきます、「す、すいません」っとそんな酷い形相かなっと鏡を
見ますと、昔ニューヨークの日本食スーパーで節分で赤鬼に扮した時の形相に
似ておりました、それはただ身体が疲れてやつれているのです。
およそ1時間ほどして、受付に赴きまして「来ませんかあ〜」っと
もうちょっと待ちます、っということで30分ほど待ちまして、来ずで
デスコをあとにします、夜の二時をまわって金龍ラーメンでも喰って
帰ろうかいと思いましたが、もうおじさんなので食べたら明日の仕事に
こたえるのでやめときます、帰りはいつものラジオ局からDJが世良公則で
歯切れのいいしゃべりを繰り出します、なかなかやるなあ〜っと

さて今回は残念ながら、面接がなかったのですが、ワタクシこういった失敗は
全く苦にしません、友人がワタクシの為に機会を作ってくれたのを
ただただタイミングが合わなかっただけなのです、これでもワタクシ
デザインの零細企業を経営したことがあります、機会をいただいただけでも
感謝しないといけません、物事はトライアンドエラーで成り立っております
人生挑戦あるのみでございます、迷ったら「する」これが信条でございます
ただ、お昼の警備の管理の人間に「夜勤は極力遠慮でお願いします、m(_ _)m」っと
ワタクシ絵文字をほぼ使わないのですが、格好つけて使ってしまったのが
残念であります

*ハクイチャンネー(美人のおねーさん)






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