月別アーカイブ: 2006年8月

ダウンタウンで加世田劇団

DSC02445
「クラブやね」

DSC02466
「生徒の子やね」

DSC02467
「座長と生徒の子やね」

前々日にリンカーンセンターでドレスアップした人らと歌舞伎とモダンダンスを
鑑賞して、今回はダウンタウンのsob’sってアフリカ系かな、カリビアンかな
そんなレストランとクラブが一緒になった所で加世田劇団の公演がありまして
どこでも観に行きますよ〜、っと我ながら守備範囲が広いのです。
このsob’sって一応ステージがありますが、狭いので大丈夫かいなっと
その横にテーブルがあって黒人のカップルが肉を食うてますが、DJブースも
あって、けたたましい音が流れてるのによく飯が食えるなあっと感心します。
さて、一応公演前に控え室に行って、皆に怪我しないよう頑張ってやっと
ハッパをかけておきます、月曜日の夜10時とあまりよくない条件にも
関わらず客で一杯で、狭いステージがよりいっそう狭くなってます。
小一時間ぐらい押して公演がスタートします、加世田劇団は8組中5番目
ぐらいだったでしょうか、青竜刀でのファイトシーンがありますので
始まるときに青竜刀でニンジンの試し切りをします、初めて観る試みに
なかなかやりよるなあ〜、っとその箇所は感心した次第でした、次回は
加世田劇団特製ガマの油の実演販売も夢ではございませんねえ。

さて緊張した、顔で生徒らがフォーメーションを組みます、この瞬間
関係ない自分も緊張しているのです、音が流れ皆がはじかれたように
狭い舞台を動き回ります、まずまずの動きでないでしょうか、途中
ファイティングセットで照明が消えるハプニングもありましたが
さすが、舞台慣れしている座長、無難にこなします、まさに円熟期に
達した風も見受けられます、終わってヤンやの喝采を受け成功の内に
無事終了しました、横にいたDJの兄ちゃんに、あれ俺の生徒やっと
一言自慢しときます、まあたまには自慢してもいいでしょう。

生徒の皆もだんだん舞台慣れしてきて、この中から何人か
舞台人になるのでしょうかねえ、夢に向かって頑張ってる子らを
横から眺めるのは、いつも気持ちがいいですねえ。

っと熱帯夜のニューヨークの夜が更けていきました。

リンカーンセンターにて歌舞伎に酔いしれる

LCFgeisha
「芸者」

歌舞伎

観に行ってまいりました、日本の伝統芸能はすばらしいの一言ですねえ。
五条正之助氏の芸者はすばらしいなあ、アメリカ人はあれは女が演じていると
思ったやろうけど歌舞伎やからねえ、そういえば宝塚レビューは女が男を
演じるけど、あれは歌舞伎を意識したのやろうかねえ。

っとそれはよしとしまして、その芸者の動きがやはり素晴らしいですねえ。
間違いなく幼少から訓練を積んでいると思われ、仕草、目線、歩数、肩の
力加減など日本らしく事細かに計算されたもので形容するなら
美しい日本の秩序美と云いましょうか、そんな感じでございました。
とこれだけですと、歌舞伎の舞台のようですが、これに黒人の
モダンダンサーが居て、Dumb Typeの山中さんの電子音楽が流れて
最後は、あっと驚くエンディングが用意されていたりと
それはそれは、ものすごい舞台で圧倒されました。

ps. ミツシ君、ありがとうねえ。