カードを切ります

最近、奈良市役所に出向きまして諸事の手続きをしまして
帰り際に

タカシ「ちょっと話全然違うんですけど」

役人の若い兄ちゃん「はい」

タカシ「自分は個人事業登録をしまして、主にデザインを従事しております」

役人の若い兄ちゃん「ええ」

タカシ「市ではデザインの公募の仕事とかないのですか、あのせんと君みたいに」

っと横のポスターを見ながら、間髪入れずに

タカシ「あのデザイン料、市民に知られない間に1000万払ったんですよねえ」

役人の若い兄ちゃん「あぁ、ええぇ、そうですねえ」
完全に動揺しとるがな、誰も取って喰おう思ってないのですが
ポーカーやったらお前の手札はブタやなっで

丁寧な口ぶりで
タカシ「1000万あったらウチやったら贅沢せんかったら余裕で3年いけるなあ〜」
っとここでたたみますと

役人の若い兄ちゃん顔がこわばって「ちょっと待って下さい」っと席を外しよります。
上司と話をしております、デザインの仕事は広報課でっということで
中央ビル5Fに出向いてくれとのことで、体よくいなしよったなあ〜
なんて思いながら

まあ暇やし、ちょっと行くかと
5Fの広報課に行ってデザインの仕事ないかと、今度は若いねーちゃんに云います
そしてここでカードを切ります「あのポスター(壁のポスターを差しながら)あれ
市民に黙って1000万出したのですよねえ、でデザインの仕事ないですか」

完全に顔色変わって顔をが引きつっております、なかなかおもしろなあ
っと思いながら、ここからねーちゃん必死に弁明を繰り出します。
四の五の言うとるなあ〜、っと思いながら、結局、市では
デザインの仕事を公募してないようです、まあ道路工事みたいに
談合なんかないのでしょうがないかなって思ったのですが

奈良市役所で「せんと君」っと云ったら役員が顔を強張らせます。

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