最初に矛盾ありき

日野のおっちゃんのブログを追っておりました、最近「おやおや」と
思う節がでてきたのですが

2/11「出演者は、開演ギリギリまで、ロビーで客と談笑させようと思っている。
楽屋に籠っていても仕方が無い」

まあ5,6回舞台に出たぐらいですが、ワタクシは「静かに集中する派」でございます
友人の加世田座長も「集中する派」でございます、以前ニューヨークで一緒に舞台に
出た時は我々の生徒も出演したのですが、上記のようにロビーで談笑していたのを
「あれぐらい舞台でもリラックスしてやってくれたら」っと毒づいておりました。
まあ本番で上手くいけばいいので、どう集中しようかは個人差はあるでしょうけど
日野のおっちゃんの意図をワタクシはわかりかねますので是非はないのですが

さてさて、公演は終わって2/12ですが
打ち上げは朝5時まで。
笑い声が聞こえたので「何を考えているんや!今は何の時間や!」と怒鳴った。

打ち上げということで、酒の席やと思われるところで、(朝の5時までコーヒでは
無理やろうから)舞台終わったあとの開放感は役者、ダンサーに
とって大切なリラックスの時間であります、我らが加世田座長は打ち上げには
ちょっと顔を出したらそそくさと帰ります、あたかも忍者が墨流しの衣装を纏って
闇夜に浮かぶ城に消える様でございます、なぜなら酔いが回った役者
ダンサーらは座長の批判をすると相場は決まっているからです。
打ち上げの席で「舞台の総括からこれからの色々な話」酒が入る前でも
難しいと思いますが、そういえば昔ニューヨークで忍者の舞台でもう一つ
気合いが乗らないダンサー、役者陣を舞台前の全体練習の最初ミーティングで
座長は「今、イラクでは戦争がおきてる」っと真顔で切り出した時には
ワタクシ笑いをかみ殺すのに必死でございました、大変反省しておりますが
ですが、座長の戦争の話で士気があがるというのは難しいございました
正味、個人、個人でモチベーションをあげてもらわないとしょうがないと
スタンドアロンの彼らをチームワークに持っていくのは座長の手腕であります
別に持ち上げるつもりはありませんが、座長は「槍で千石指揮して万石」の
逸材であります、知ってても知らない振りができます、焦ったら平然な
顔をして鼻の上に汗をかいたりしますが

皆が皆人の意見を聴くと思ってはいけません、生徒が生徒皆ワタクシの
意見を聴くことはありません、100人に1人ぐらいです、悲観しているのでなく
相場はそうです。人間の本質は矛盾しているのです、我しかりであります。
「たかが人間、されど人間」でありますそれに気づくのに数年かかりましたが
この100人に1人が現れるのを恋しく待っている、そんなバレンタインの夜であります。

さて、2/12の最後の一節ですが、これは自分に投げかけた言葉でしょうか
それは薮の中でしょうか。

そこで
場を知らない。
場を認識できない。
それこそ、空気を読めない。
自分は何ものか分かっていない。

頑張れ日野のおっちゃん!!!!
引き蘢るのはまだ早い!!!







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