柔而不軟、剛而不僵

嘉納治五郎先生がお創りになった柔道の基本概念は
「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」でございます
この言葉は中国武術でいう「柔而不軟、剛而不僵」に
近いでしょうか若干違いますが、嘉納治五郎先生は
この言葉から 持ってきたと思われます、極真空手の
故大山先生は 宮本武蔵の五輪書からの影響を受けております。
鍛錬(たんれん)とは、千日の稽古を鍛(たん)とし
万日の稽古を練(れん)とすること、記してありますが翻って
極真空手の千日をもって初心とし、万日をもって極みとする
これはここから来たと思われ、極真さんの有名な100人
組み手も山岡鉄舟の夢想剣無刀流の猛稽古から来たものでしょう。

剣道の初心も棒振り3年と云うわれますように
初心者はまず基本筋力をつくらなければいけませんが
そこはニューヨークでございます、ファーストフード発祥の国
そんな、まどろっこしい事は流行りません、如何に
早く本質を掴めるかを教授しないといけないのです。
ですのでワタクシが教えているのは武術であって武道で
ないのです、世界を席巻しているのも柔道ではございません
柔術でございます、基本概念が違うのです。
日本におられる多くの武道の先生方も武術と武道の違いを理解
してないと思います、自慢で云っているのでなく日本人のワタクシが
ニューヨークで得た知識でございます、ちなみにワタクシの死んだ
祖父も剣道と居合い先生でございましたが、なぜ孫が武道でなしに
武術を教えてるかわからないと思います、あの世に行ったときに
説明しましょう、皆さんにも長いのでまたの機会に説明しましょう

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