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Chapter 3「動きの無駄をなくす」

「動きの無駄をなくすということ」

現代武術を動きを点でとらえると解釈すればわかりやすいかも
しれません、例えば長拳の動きは全部で48個あります。これが
組み合わさって長拳になります、この一つのピースの難易度が
上がればその型の難易度もあがるのも当然であります。
基本練習ではこのピース(ブロック)を繰り返し練習する
ことによって型の精度をあげます。現代武術は、この
ピースがだいたい1000個ぐらい存在します、それらの
組み合わで色々な型が出来上がるのです、これは現代武術に
限らずあらゆる舞踊、ダンスに共通する点でありましょう。

現代武術に戻りまして、例えば長拳は48個の動きを点で
結びそれを線にしたものが長拳の型であります。
伝統武術の太極拳はこの点という考え方をせずに動きを
線ととらえて、線から面に表現するのですが、伝統武術の
話は省略します。


「長拳」

最初に戻りまして「動きの無駄をなくすということ」

これは完全なポーズからポーズに身体が移行する様であります。
ポーズが完璧な状態で一直線に異なったポーズを完成させなければ
なりません、でないと動きに無駄が発生したことになります。

例えば、AというポーズからBというポーズに移行する場合
Bというポーズに向かう途中に目線が下がれば、これは
一直線に向かっておらず、Cという地点を通ってBのポーズを
完成させたと解釈します、ですの無駄が発生したことになります。
動きに無駄が発生すると動作が美しくないと解釈します。

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