フィールドに宝石をちりばめた

世界で一番のスポーツイベントであるワールドカップを観ますに
イギリス(ベッカム)アルゼンチン(リケルメ)スウェーデン(ウィルヘルムション)
と他にもすばらしい選手がいますが、それはまるで宝石を散りばめたっと
形容しても言い過ぎではないのです、っとなりますと何で高校の時に
サッカー部に入部しなかったのか悔やまれますねえ。

高校入学して、座席の前の濱出君がなんか部活入るけえ〜っと聞いてきまして
いやあ〜、まだ特に決めてないけどっと云いますと、ちょっとラグビー部を
見に行こうかあが、運の尽きだったのです。

恐る恐る濱出とラグビー部の部室をのぞいておりましたら、優しげに
先輩が「そうラグビーに興味あるの、あかんあかん、サッカーはあれは蹴鞠や」
っとラグビーの優位性を我々にコンコンと説くのです、そして最後にここに名前を
書いて、っと名簿に名前を書いて「明日から練習来て」っとそれはまるで
「柔道部物語」の三五十五がはめられたトリックと変わらなかったのです。
一年生の練習は、まだ体罰いじめの風潮が厳しくなかった軍隊式の練習だった
のは入部してだいぶ過ぎて気づいたのでした。

当時はJリーグの草創期、あの時サッカー部の部室をのぞいてたらっと
まあ結果論ですけどね、些細な判断で大きく人生が変わるっていうのが
あるのでして、今ニューヨークにいるのも、あのときに濱出に
「ちょっとラグビー部を見に行こうかあ」と答えたぐらい軽い気持ちで
そしたらニューヨークに行こうかあっと答えたら、これまた
えらい長いことニューヨークにいるとはねえ。

さて、明日は代表日本戦ですな、頑張れ駒野!

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