未来を予測するのではなく、観察するのです


“Yes, I can see the future :-)”
未来を予測できると云う奴はこうなります、笑

古来ジプシーらは占いを家業にしておりました、彼らは
客の未来を見るのではなく、その衣装や匂い、言葉の訛りなどを
観察したのです、見方ですが、女性は手の袖口で男性は靴だった
そうです、女性は手作業の仕事が多いからでしょうし、男性は手作業より
移動して労力を得ていたからでしょう。

ワタクシ、奈良で人力車を少々引いていた時がありましたが
観察力というのは非常に大切でありました。
まずどこを観て客がお金を持っているかいなかを見抜くか。
ちょっとトンチみたいですが、さてどこでしょうか。

靴を見る、衣装を見る、小物、時計を見るなどは違います。

遠いところから来たが答えであります。
大阪や京都の人間は奈良に来てもそんなにお金を落としません
なぜなら「また来れるし」これでございます、ですので
せっかくこんな遠いところまできたのだからっとなるわけです。
話をするとき必ずどこから来られましたか〜?
聞きます、北海道、東京、九州ならオッケーです
あと名古屋の人も乗りますねえ。

ワタクシ英語がしゃべれてたのでヨーロッパ圏の人間を
たくさん乗せましたが、ワタクシ観光客を見てあれは
何人、あれは何人とよく当てました、同僚たちはどうして
わかるのだっと驚愕しておりました、だいたい感覚でニューヨークに
居たからっとお茶を濁しますも、しつこく聞いてきますので
白人でも色が濃くて巻き毛はラテン系やとっと適当に
ほんま適当にそんなんわかりそうなものですが、「そうなんだあ〜」っと
ノートを出してメモした奴がおりました、笑
この人力車の仕事のルールで最初に客に声をかけたら、その人間に
権利があるということですが、そんなのおかまいなしでありました。
客の取り合いです、きついノルマがあるのにそんなん構ってられません
同僚たちとは友人関係など築けることなどなかったですし、それに
上の人間がクズみたいでしたのですぐ辞めたのですけど

さて外国の観光客の見分け方ですが
ガイドブックに書いてある日本(タイトル)を見るだけです、笑

Japon フランス
Giappone イタリア
Japón スペイン
Japão ポルトガル
Japonya トルコ
Япония ロシア
Japonija リトアニア

あとはヨーロッパ圏は英語がいけるので英語で交渉
親日国(トルコ、リトアニア等)は落としやすいです。
少々歴史も知ってないといけませんよ。

ちなみに人力車一人、60分9000円です。
ぼったくりバー顔負けです。

ノルマは平日2万円ぐらいで週末は3.5から4万円と
えげつないノルマでした、膝いわして辞めました。
診断書を送りつけてやりましたが、笑







[ad#ad-1]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です